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【アニソンDJ】Virtual DJが大好き


こんにちは。
アニソンDJのbnc、もといチャーです。

今回は僕が現場デビュー以前からずっと愛用しているDJソフト、『Virtual DJ』の大好きな点、また良くない点についても書いてみようと思います。
他のソフトは『rekordbox dj』しか触ったことがないので比較対象を rekordbox dj にしています。

まったくの初心者だったかつての僕が「DJらしき活動」に手を出す際にありがたいと思った点を中心にピックアップして、これからDJをやってみたいという方が Virtual DJ にどういったメリット・デメリットがあるのかについて参考になる記事になればと思います。

ではどうぞ。

■Virtual DJ大好きポイント

1,基本無料

無料のDJソフトというと他にもいくつかあるので、独自の長所かというと違うと思いますが、導入当時いつまで続けるか目処が立たないものにお金を出す余裕がなかったので無料でできるソフトであるという部分は単純にうれしかったです。
❝基本❞無料というからにはもちろん課金要素がありまして、DJコントローラーを接続して操作するために権利(ライセンス)を買う必要があります。
無料だとキーマッピングとマウスで頑張ることになりますが、自宅で「曲から曲へ移行する」という感覚を掴むまでの練習をするのにはなんとか事足りると思います。

2,動作が軽い

たぶんめっちゃ軽い。と思う。
たいてい5秒もあれば立ち上がります。
なにか思いついたときに立ち上がりが早いというのはかなり嬉しいです。

3,音の出始めの約30秒前からキューが打てる

これです。
今回ご紹介したかった一番の長所がこちらです。
おそらく、他の機能については名前や設定の仕方は違えど rekordbox dj も同じようなものがそろっていると思いますが、この「音が出始めるよりかなり前にキューが打てる」ところは Virtual DJ の嬉しすぎポイントです。

僕が使用しているDJコントローラは DDJ-400 で、このコントローラーにはDJソフト rekordbox dj のライセンスが最初から付属しており、それらでDJをすればいいという状況が揃っています。
にもかかわらず僕が今も Virtual DJ を使っている最大の理由がこれです。

rekordbox dj は楽曲データの音が出始めたところ(波形がある部分)からしかキューを打つことができません。
純然たるクラブミュージックの場合は曲のイントロとアウトロがかなり長めに作られていて、はっきりと音を出す必要がない部分がたっぷりあるためそれでもほぼ問題ありませんが、アニソンやJ-popではそうはいきません。曲の1拍目から既にその楽曲のアイデンティティが全力で発揮されている場合も多く、それを疎かにすることが許されない場面が多くあります。
しかも、1拍目が始まりならまだいい方で、「曲の1拍目より前から歌が入ってくる」――例:Luce Twinkle Wink☆の『1st Love story』など――場合は本当に大変で、いくら視覚的に波形が表示されているとはいえしっかりと拍を合わせてかけるのがかなり難しいです。

一方で、音が出始めるところから1小節、2小節ほど猶予があれば頭の拍を合わせることは格段に容易になります。音楽に合わせて4拍子をカウントできるひとならほとんどの方が合わせられるのではないでしょうか。
時間にすると1秒未満の差ですがこの差はとてつもなく大きく、いつでも安定したパフォーマンスを実現できますし、初心者にも向いている仕様だと思っています。

■Virtual DJの良くない点

ここまで良い点についてでしたが、当然のように良くない点というのもあります。
個人的には以下の一点がけっこう大きいと思っています。

1,使用するコントローラーごとにライセンスを購入しなくてはならない

これはつまり、Virtual DJの操作に DDJ-400 を使いたいのであれば「DDJ-400を使うためのライセンス」の購入が必要で、 DDJ-800 を使いたいのであれば別途「DDJ-800を使うためのライセンス」を購入しなくてはならないということです。
DDJ-400 に付属しているrekordbox djのライセンスは「rekordboxを使用するためのライセンス」であり、そのライセンスがひとつあれば DDJ-400 でなくともコントローラーはなにを接続しても基本的に操作が可能です。

僕はVirtual DJが大好きなのでこの点はあまり気にしていませんが、長く続ければ続けるほどネックになる部分かもしれません。
一応、購入せずとも定額支払い形式で多少安価に必要な期間だけライセンスを維持するということもできます。僕は自分のズボラさや間抜けさを自分でよくわかっていたので、購入忘れ・解約忘れ等をしないよう永続ライセンスを購入しました。

ちなみにライセンスの価格はコントローラーの機種によって異なっており DDJ-400 の場合、永続ライセンスは3万円ほどでした。まず DDJ-400 本体が3万円だったので、合計で6万円ということです。

ここまで聞くとひとによっては「いや、rekordbox djでよくね?」となるとは思いますので、Virtual DJ のライセンスを購入するまえに一旦 rekordbox dj を触って試してみることをおすすめします。
僕はやりたくなかったのでしませんでしたが、それなりに練習すれば頭の拍の合わせも慣れてしまえる部分ではあるかもしれません。
そこはお好みで。

■最後に

読んでいただきありがとうございました。
これからは出演イベントに関する記事なんかも書けたらいいなと考えています。
それでは。

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