英語の話 vol.2 好きな字幕その1
映画字幕の話
今回はAvengers: Infinity Warから字幕の解説をしてみたいと思います。
かなり細かいし大したことない内容ですが。
Infinity WarではGuardiansがAvengersと初邂逅するシーンがあります。単純に楽しいシーンですけど、アイアンマン、スターロード、スパイダーマンとかのキャラがよく出てるシーンだなとも思ったりします。
Guardians of the Galaxyはマーベルの映画では自分の中で別格で、どれが好き?という話のときに一旦除外してるくらいで、もちろんスターロード好きです。
スターロードもアイアンマンに負けず劣らずジョークを言いまくりますが、アイアンマンみたいにクレバーでアイロニックというよりは普通にコメディアンに近い感じですね。
ガモーラの恋人の立ち位置としてとてもMasculineで明らかに強いイケメンのThorが出てきたときに動揺してる感じとか。謎に声低くしたり。
問題のシーン
動画の2:15あたり、GuardiansがAvengersと邂逅してちょい後、惑星タイタンでスターロードがトニーに
と聞かれ、
と答えてましたね。直訳すると
となるわけですが、この4,5秒の尺でこれだけの文字数は字幕としては長すぎですよね。別に基準とか事情とか知ってるわけではなく単なる憶測ですが。。
で、結果Disney Plusで見れるバージョンの字幕はと言うと
「フツメン」が出てきただけで勝ち!って感じですよね。
「背だけ高い」の「だけ」の部分に関しては、
”only”とか"just"みたいな表現は元の台詞にはないですが、明確な敵意(というかジェラス)を表すのに効いてると思います。
not that good looking
"not that"
って実は頻出表現です。かなり聞きますし自分もめちゃ使います。
シンプルに「そんなに」という直訳で良いと思うし、意味やニュアンスとしても日本語の「そんなに」とnot that differentと思います。
この表現、日本語も英語もですけど、
thatに何も入ってないのがちょっと面白いなと思います。
例えば
と言ったときは「それ」"that"には190が入ってるわけですが、
でも全然成立しますよね。
仮にthatとして立てる、っていう少しだけ変わった言葉だな、と思います。
締め
今回もだいぶとりとめない感じですがこのテンションでやっていきます。
あ、今思い出したのでnot thatの例出しますね。
と思ったらnot soでした!!
かなり近い意味なので良いでしょう
Slim Shadyはもちろんエミネムのことで、曲も"Real Slim Shady"が使われてますが、ジョナヒルのこの役はnerdでいじられ / いじめられてるというオープニングのシーンですね。
プロムに誘おうとしてめちゃバカにされてます。
金髪坊主でエミネムみたいな格好してるけどスリムでは無い、ということで
not so Slim Shady
と呼ばれてる、ってやつです。
このシーンでそう呼ばれてるセリフがあったと思ったんですけど無さげですね。
ちょい後のシーンでした。
普通に面白いコメディ映画なので是非見てみてください。配信とかにもありそう。
あとラッパーのice cubeが出てくるんですが喋り方が典型的すぎて良いのでいつかそれについても書くと思います。
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