わからなくもない

どうも、1+1=たんぼの田! ひねくれおじさんです。

まったくの私事なんですが、毎週投稿が38週連続まで継続しております。
マンゴーネタは裏でやるので一年お休みするとして、記録を途切れさせるのはなんとなく惜しい。そこで、真偽不明の文字だけ記事で、ちょこちょこ場繋ぎしていこうと思います。

先に結論を書いておくと「双方間違っていないから、答えが難しい」です。

先日、買い物先の駐車場で『なんでわからんのよ!』と電話に向けて怒鳴る声が聞こえてきました。 (人間生きていれば意見の相違もあるものよなぁ…)なんて思いながらその場を後にしたのですが、どうにも小骨が引っかかる。スッキリしないので、脳内で無関係なストーリーを作ってハッピーエンドに持っていきます。



主人公の名前はあゆです。あゆは鹿児島の川が好きです。特に川幅が広く、大小の岩がゴロゴロしている雄大な川が大好きなのですが、最近はそういった川が少なくなってしまいました。屋根は飛び、崖は崩れて、川溢れ、電柱倒れ、火山は噴火するのが鹿児島なので、土木治水は人が生きるうえで必須になります。少し寂しい感じはしますが、川の隅を見ると自然との調和を考えて魚道が整備されているのを見つけました。工事の人が自分のことも考えてくれているのだと、少しうれしくなるあゆなのでした。  〜fin〜



んんー、ハッピーエンドかな?これ。
さて、【あゆ】というのが人名ではなく魚の【鮎】だということに何行目で気づいたでしょうか?

日本全国の川を巡って最後の清流四万十川に辿り着く、川をたずねて三千里みたいな壮大なストーリーにしようかとも考えたのですが、鮎の寿命は1年なのでやめました。生物多様性を守るにしても、基本的には人間の生命と財産を優先して守るように舵が切られます。上流から砂や石が流れて河口に堆積してくると、鮎の産卵床としては良い環境ですが、適宜浚渫しないと氾濫の原因になりかねません。

生態が余りにも人間の暮らしと生命を脅かすもんだから棲息地をコンクリートで固められ日本住血吸虫根絶のとばっちりを喰らったミヤイリガイくんよりはだいぶ配慮されている感じもします。

まとめると、1+1=3!と言われれば、いやいやそれは違うでしょという流れになりますが、現実問題「そっちの言い分もわからんでもないんだけどね」みたいな事が多いですな。

大岡越前の三方一両損、あれは数百年語り継がれるような徳のある3人が集まったときに初めて成立するものなので、資本主義の現代だと三方に一両得があるよう、うまいこと話の流れをもっていく手腕が問われるんですかね。

春夏冬は 人が集って えきがたつ 清濁併せ 落ちる鮎かな


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