見出し画像

復縁したいあなたが別れた後にやるべきこと

あなたは等身大の自分で恋愛できていますか?もしも、何%本当の自分を相手に魅せていますか?と聞かれたら何%と答えますか?

私が鑑定していると、時々、クライアントの二面性を感じる時がある。
こういったタイプは恋愛が長続きせず、短命な付き合いを繰り返している。

例え、長いお付き合いだとしてもセカンドの立ち位置にいるタイプ。
セカンドの立ち位置が悪いと言いたいわけではない。ここでは、相手にとって唯一無二の存在になりたいと願う人へ向けての記事になるので、ご関心がある方はこの先を読み進めてみて欲しい。

ある日、そういったタイプのクライアントが鑑定の依頼にやってきた。

つまり、等身大の自分ではない状態で鑑定を受けようとしている様子感じられたので、私は、慎重さを含ませつつ、軽妙に私はある質問を投げかけてみた。

「本当のあなたはどのような人なんですか?」と。

すると、恋愛をしている時の自分と、仕事をしている時の自分が違うんだと言う。

そこで私はこう返した

「仕事では男勝りなのに、恋愛では女っぽく振る舞っている。だからどっちが本当なんだろうと思って質問しました」と言うと、彼女は本当にその通りだと返ってきた。

彼女の魂は快活な状態を好んでいて、エナジーに満ち溢れているが、
全く真逆な印象を人に与えている。本来の魅力的な部分に霞をかけているようだった。

そこで私は「鑑定中は仕事モードの本物のあなたで話してみて」と提案してみた。

そのとたん声のエネルギーが太くなり、
腹の底から鑑定に本音で向き合おうとしている、そう言った、しっかりと手応えのある等身大の彼女へと変わっていき、またその事を彼女にも共有した。

彼女は自分のペースで話始めた「そう言えば、職場ではモテるのに、プライベートでは全く上手くいかない」とも話した。

最初は捉え所がなく不安定な印象だったが、
仕事モードの自分を思い出して話始めた彼女は、歯切れの良い回答へと変化し、魂でコミュニケーションしている手応えを感じた。

まるで、ゆるキャラの着ぐるみを脱ぎ捨てた人間が
目の前に現れたような感覚があった。

「別れた相手との間でここが問題になったのではないか」と伝えた。

別れ話の際に、クライアントは話し合いの時間を作って欲しいと彼に懇願し、スルーされたと言うが、虚像に対して心を広げて話をしたいとは思わないだろう。

クライアントは、これまでの恋愛で作られてしまった過去のトラウマによって、全く別人格へと自分を創り込んでしまっていたのだ。

そうした方が、恋愛はうまくいくんじゃないかという根拠なき自己への刷り込みがネックになっていて、それが無意識レベルで別人格になってしまっていたため、他人から指摘されない限り本人が全く認識できない程にキャラと本人が一体化していたのだ。

人には霊感が備わっている。

先天的に使えるタイプ
無自覚に使えているタイプ
後天的にトレーニングして開花させるタイプ
有効に使えていないタイプ

様々だ。

時々、日常で無意識レベルで使えている人とたまに出会うことがある。
直感に優れ、ごまかしが効かないタイプが一定数いる。

おそらく、元彼は霊感の鋭敏なタイプで、人の本質を見抜ける人だったのではないかとリーディングした。

彼好みを演じたつもりでいても、2年間の交際の間で男勝りが見え隠れしていたと思うし、その上、彼は本質を見抜くタイプだ。

実は、時々見え隠れする彼女の勝気な一面に
彼は潜在的に惹かれていたということを彼女は全く分かっていなかったのだ。

自分以外の何者かを演じていた。

彼は潜在的レベルで彼女の本質を見抜いていたが、
顕在的レベルでは、言動のチグハグさ加減に嫌気がさしていたのだろう。

タロットで占う時にクライアントの潜在意識と顕在意識のカードに対局なものがでた場合は注意が必要で、クライアント自身も本当の自分は何者なのか、キャラが迷走していて、認識できていない場合が多い。

認識できていない状態で鑑定を始めると、リーディング内容がクライアントに響かない時があるので慎重になる必要がある。

もしも、
交際の当初から本物ではないあなたである場合、つまり、キャラを創り込んでいるのなら、
相手は偽物のあなたを愛していると言う事を認識しておかなかればならない。

年月が経つと演じ続けるのに限界がやってくる。
メッキが剥がれた時に別れが来てしまう。


創り込んだ自分を魅せていることをすっかり忘れてしまっている場合は、このクライアントみたいに別れた理由は理解できない。
ただただ苦い思いと、虚無感に襲われる。そして、その度に自己肯定感が下がっていくだろう。

最初から、本当の自分を魅せていたら運命の人には出会いやすいのに、見逃すことがあると言うことを知っておいて欲しい。

言いたいことが言えない、
面倒な事を避けたい、
とか、
彼の感情に無頓着でいることを演じているのであれば、
彼の魂と向き合う覚悟はできていない証拠なので、
そのようなバイブレーション状態で復縁はできない。

あなたのバイブレーション次第で復縁できるかどうかが決まるからだ。

たまたま結婚までたどり着けても、本当の自分を出したとたん、
そこからが長い地獄の始まりになる可能性がある。

別れた後に、落ち込んで少しだけ立ち上がれた時、
最初にすべきことは、誰よりもあなた自身のことを知っておいてください。
自分の欲求も、本来の自分のキャラも、自分研究家になってみてください。
そうしていると、自分に対して思いやりも芽生えてくるでしょう。

自分に寄り添えない人は他者に寄り添うことはできない。
一番、身近な”自分”という人間を知ろうとしない人が
赤の他人を理解できるなんてことは天文学数値的に低い。





ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 555

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?