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国家資格キャリアコンサルタント 実技(面接)振り返り

ついに(合格発表まだだけど)、国家資格キャリアコンサルタント試験への挑戦が終わりました。
養成講座申し込みから約1年。長かったです…。

振り返って反省とかはあんまりしないほうなのですが(内省はよくする…)、この機会に実技(面接)試験について振り返ってみます。

余談ですが、気になって反省と内省の違いを調べてみたのですが
・反省:「反省」とは、誤った考えや言動を振り返り、必要に応じて周囲に知らせる行為です
・内省:あくまで自ら気付きを得ることを目的に、客観的な視点から自己の言動を振り返るため、そこに自己批判的な意味合いは含まれません

(参考サイト)

なかなか奥が深いですね。
さて、実際の振り返りです。

初!対面ロープレ

はじめて対面でロープレしたのが、実技試験(面接)でした!
ずっとオンライン(Zoom)でしか練習していなかったですが、試験の際に特にこれと言って困ることはなかったかなあ…と思います。

受験団体と試験日

実技(論述)もJCDAだったので、実技(面接)もJCDAです。
JCDA(東京会場)は追加日程を含め4日間の試験日程で、誕生日順で1月から割り当てられるという情報があったので、(7月生まれなので)2日目の終わりの方か、3日目の最初のほうかなあと思っていました。
私の試験日は3日目で、その日最初の回だったと思います。
さらに集合した受験生のなかで前半後半の組に分かれるのですが、私はギリギリ前半組の最後のひとりで名前を呼ばれました。

最初に出欠確認のため名前を呼ばれるのですが、それが真ん中くらいの順番だったので、もしかしたら後半組かもなあと名前を呼ばれる直前まで思っていたので、予想外に前半組でロープレすることになってちょっとびっくりしてしまいました。
そのおかげで、緊張を感じる暇もなくロープレに臨むことができたのかもしれないと思います。

CL役の方

具体的な設定とかは書くことができないのですが、CL役の方は年配の男性の方でした。
話してくれないタイプだったら嫌だなあ、と思っていたのですが、結構話してくれるタイプのCLさんだったので、私としてはそれほど緊張せずに話を進めることができました。

養成講座の先生からは、前回18回のとき、女性には女性のCL役、男性には男性のCL役が割り当てられることが多いようだったと聞いていたのですが、それには当てはまりませんでした。

年配の男性のCLについては、ロープレの練習会で何度か割当たったことがあったので、少しホッとしました。

ロープレに対する緊張について

私はロープレするときはかなり緊張するタイプです。
ロープレ対策に申し込もうものなら、「なぜ申し込んでしまったんだ…」と1~2時間前から緊張で気持ち悪くなるくらいです。

なぜ緊張するかというと、CLの話をきちんと聞かねば、CLの悩みに寄り添わねば、CLの期待に応えねば、CCtとしてきちんとふるまわねば、失敗したらどうしよう…という気持ちがあるように思います。
この部分はもう少し内省を進めたいところですが、今回の内容からはそれるのでまたの機会に…。

今回の試験では、もうなるようにしかならない!とりあえず挑戦するのみ!という気持ちである意味開き直ったため、気持ち悪くなるほどの緊張は感じませんでした。

試験官の方

男性と女性が1名ずつ、2名の試験官の方でした。女性の方が注意事項などを読み上げてくださいました。ロープレ後の口頭試問は男性の方が質問をしてくださいました。
おふたりともやわらかい雰囲気の方で、その点もそこまで緊張せずにロープレや口頭試問に臨むことができた一因かなと思います。

私が気にしていた椅子の位置について

本当に些末なことなのですが、椅子の位置をどうするかについてがものすごく気になっていました。
椅子の位置については、試験官の指示に従うこと、という説明が事前にありましたのでその指示に従えばOKです。
荷物をどこに置くかとか、椅子に座るだとか、椅子の位置をどうするのかとかはすべて試験官の方から指示があるので、そちらに従ってくださいね。
※私が以前に合格した方に教えていただいた椅子の位置の直し方や、CLの方への声掛け(お座りください、的なもの)とは違っていたので、コロナ前とは試験の手順みたいなものが変わっているのかもしれません。

ロープレと経験代謝について

さて、私は日本マンパワーのキャリアコンサルタント養成講座を修了し、JCDAを受験団体としてキャリアコンサルタント試験を受験しました。

養成講座では「経験代謝」の考え方を何度も繰り返し伝えられました。ロープレでも(そして論述でも)「経験代謝」という考えがベースになってきます。

試験のロープレでも「経験代謝」のサイクルを意識する必要があるのですが、そうそううまくは実施できません。

ロープレの練習会でも、意味の実現(システマティック・アプローチに当てはめると目標の設定、方策の実行といった部分に当てはまるのかな…)まで行くのは15分では無理でしょうと言われました。
ですので、ロープレの15分でできそうなことは、ラポールの形成と経験の再現、意味の出現といったフェーズまでかなと考えていました。

私の課題と対策

大まかにまとめると以下の3つの点が課題としてわかっていました。
①共感が感じにくい
→淡々と話を進めてしまい共感が薄く見えるので、態度で共感を表すことを意識する必要がある。態度以外でも、伝え返しや言いかえ、要約などでCLの話をきちんと聞いているということを伝えるようにする。
②経験の再現が浅い
→十分に経験を再現できていないのに、次の話題に移ってしまう。とどまってきけない。同じ話題で、自分が聞き切ったと思えるくらいまで話題を移らないようにする。
③出来事は聞けるが、感情を聞くことを忘れてしまうことがある
→出来事を聞いたら、セットで「どんなお気持ちでしたか?」などの感情を聞く質問をするようにする。

これらを(なるべく)意識しつつ、できなかった場合には口頭試問の「できなかったこと」として答えようと思っていました。

私の良い点

心優しいオブザーバーの方に、ここはあなたの良いところだよ!と言ってもらえた部分もついでに書いておきます。
・ロープレの全体の構造を把握するのが得意
 →いま自分のロープレがどんな状態かを客観的に把握していて、展開がずれたりしたときに、本筋に戻すことができる
・CLの問題点の把握(見立て)が早い
 →あくまで話している中でのものですが、CLが抱える問題点がこのあたりにありそう、というのを見つけるのが得意
・言いかえが上手
 →CLの言葉を使いつつ、プラスアルファの言葉を付け加えていくのが得意

ロープレは(結構)あっという間に終わった

時間はご存じの通り15分です。JCDAは試験室に時計がないので、あと何分残っているのかとかを知ることができません。
でも、知る必要はないように思います。CLに寄り添って一生懸命に聞いているうちに試験官の方の手元のアラームが鳴って「あ、もう15分過ぎたのか」という感じでした。
また、私はもともとオブザーバーの存在を気にしないでロープレを進めるタイプなので、試験官の方たちの存在も特に気になりませんでした。

(余談)JCDAは時計がない、というはそこそこ周知の事実(情報を集めればキャリ協は時計があるけど、JCDAは時計がないというのはよく書かれていたりするので)と思っていましたが、試験前の説明の時に「時計がありますか?」と質問していた方がいたので、みんながみんな情報収集して臨むわけではないんだな、というのがわかりました。思い込みって怖いですね…

口頭試問

口頭試問では典型的な質問パターンとは違った質問がありました。
でも、ロープレの練習会で典型的な質問以外もあるよ、と聞いていたので特に動揺せずに答えることができました。

  1. 今回のロープレは何点だと思いますか。

  2. その点数を踏まえて、ロープレでできたこと、できなかったことはなんですか。

  3. CLの主訴はなんだと思いますか。

  4. この後どうやって展開していきますか。

  5. 資格を取った後どうやって生かしていきますか

手応え

よし!という感じでもなく、ダメダメという感じでもなく、かなあと。
何点ですかという質問で答えた点数には、半分(50%)以上はできていてほしいな、という願望も含まれています。
論述(30点)、面接(60点)で、合計で90点ギリギリでも良いので、合格しているといいな(願望)。論述で稼げていればいいのだけれど、それぞれいったい何点くらい取れてるんだろうか…。

ロープレの具体的な内容に関する振り返りと、口頭試問の(ちょっとぼかしていますが)回答については以下にまとめます。
ちなみに、逐語録は作成していません。私の脳内記憶に頼った振り返りです…。悪しからず。


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