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お花のサブスクがとてもいい

 私はお花が好きなんだけどさ……、試しに始めたお花のサブスクがとてもいいです……。良すぎてもう一年になっちゃったくらい。
 花がね、イイ感じのグリーンと共に届くわけですよ。ただそれだけなんだけど、それが自分にめっちゃ合ってたって話なので、花とかどうでもいい人にはどうでもいい記事だなぁ…。それだけ最初に言っておく。

 まずね、まず花が届くとどうなるか。それを説明しようと思う。お花のサブスクを始めたとして、どういうことが起こるのかを話していく。
 帰宅するとな、郵便受けに花が届いている。あるいは家にいて配達員さんが「お花~」ってチャイムを鳴らす。受け取る。開封する。私は『medelu』さんのサービスを契約中なんだけど、可愛らしいお花3本に、イイ感じのグリーンが2本という割合でだいたい届く。計4本のときもある。隔週のコースを契約しているので隔週まあ4~5本の花が届く。もちろん生きているお花だ。
 ちょっとだるいときもある。
 うーん。ぶっちゃけてしまうんだが、帰宅してすぐにお花の飾りつけはだるいことがままある。だって仕事してさ? 買い物してさ? 帰宅して「アー、腹減ったな……。夜ご飯作んないとな…」ってテンションで、お花を優先できないことは……、あるよ!! 待っ、フゥ…、お花……、ハァお花ね……、という気持ちは正しい。メッチャ体調悪い日もありますし! 
 なのでそういうときは、すまんけどちょっと他の郵便物と一緒にテーブルで開封されないままということもあります。
 ま、でもたちまち枯れたりしないので。
 アイスとか生鮮食品のほうが手がかかるくらいよ。
 元気があるときは「ゥワ~~~~!?! ハァッ……! 今回の花も!! カッかわいい!!!! これ推しカプだよ!!! 推しカプゥ!!!(震撼)」ってかんじです。
 でも元気がないときも、(あ。お花…)って気づいてモソモソ開けて「………??? 推しカプだわ」って感じだぁ。花なんてなぁ…、全部推しカプ!!

 ハァッ……お花カワイッ! 推し………これは…推しですわ……。って舞い上がりながら次になにするか。飾りつけです。私は一年お花のサブスクを継続しながらいまだに花瓶というのを持っていないので、芳香剤の瓶やらドレッシングの瓶やら、溜め込んでる瓶の中からイイ感じのをチョイスして活けています。

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 胃薬の瓶とか清酒の瓶もいいぞ。あと牛乳瓶とかね。
 ちゃんと飾る前に花切りばさみで水切りをしてから飾っていますよ。花切りばさみね、後輩ちゃんがくれたやつなんだけど、(工具かな…)ってくらい武骨なデザインで…。でもグリップとか本格的で疲れなくていいです。直径1センチくらいある榊の枝とかも軽い力でバツッて切れる。切れ味良すぎて、切り落とした枝がどっか飛んで跳ね返ってきて「痛っ」てなる。アドベンチャー。

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 左下見て。工具。

 で、微妙なセンスで活けたあとは、ぬいを持ってきて写真撮ったり、たんに眺めたり、愛おしんだりしてます。やっぱりお花が好きなんだなぁ。しっとりした花肌に、毛細血管みたいな模様がスウッと透けてるのとかうっとりするし。落ちてしまった花びらをすごい残酷な気持ちで撫でたりもする。陶然とした気分になる。つまり攻め。受けを愛でる攻めの心地である。

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 まあ三日に一回くらいの頻度で水を変えたり、萎れてる葉を取っ払ったり、そんなこんなしてたらまた新しいお花が届くというわけです。や、やめらんねー(推しカプなので)。たまに二週間経っても元気な花とか全然あるので、そういうのは引き続き飾ったり。スターチスはまだ色鮮やかなうちに陰干ししてドライフラワーにしたり。そういう楽しみ方もできるようになってきました。

 『medelu』さんは届いた花ボックスの裏面(本でいうところの表2の部分)に、今回届いたお花の名前と花言葉が貼り付けられてるんで、それも「フーン、いいじゃん…()」という感じで楽しんでます。純情? へぇ…? 推しカプ可愛いね…(怖)

 ので、気になった方は生活にぜひぜひお花を取り入れてみてね!! みんなで陶然とした気分になろう。

「暮らす」の話をすこしずつ