大学陸上を終えて⑥
6章って。(笑)大編過ぎでしょ。
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全日本インカレ最後の集合で、主将最初の仕事。全カレの振り返りと今後について新主将としてあいさつした。
4回生お疲れ様でした。そんな言葉に加え、3回生以下のみんなに直近に関西インカレがあること、来年のこの試合では対抗戦で戦えるようにしよう。みたいなことを言った気がする。
そして関西インカレまでの間、総合優勝に向けた段取りがスタートした。
俺の右腕として働いてくれた奴や監督と一緒に真剣に得点計算やランキング作成などを行い、十分可能な位置にいることを確認した。
そして、各パート長に関西インカレ見込み点を出してくれと頼み、それを再度集計し、全体に共有し、総合優勝への意識付け、チームのために戦う状況を作りこんだ。
正直あれはあんまり良く無かった気もする。(笑)
まあ、それはいま思う話で、あの時は主将として本格的に動き出した第一歩でもあった。
チームメイトは興味を持って作ってくれたり、総合優勝への意識も高まっていた。
実は、スタッフやコーチからは結構ちゃちゃ入れられていたというか、主観ではあるけど、無理だとか言われたり、得点表を作ったりしているときもなんなんあれとか言われていた。
正直あの頃、大人たちが全然協力的じゃなくてなかなかに失望したな。(笑)
まあ、それでやり遂げたときの手のひら返しも見てみたかったし、そこまでいうってことは結構偉業なんじゃ、とか思うと、わくわくにも変わった。
そんなこんなで迎えた関西インカレ。
結果は、10点差で準優勝。
結構落ち込んだけど、敗因がはっきりしすぎてしょうがない感もあった。
競技力の高い仲間はきっちり得点を獲得する者の、他のみんなは気持ちはあるけど、そこまでの結果をそこで出すのには短期間過ぎたし、そこまでの気持ちにもなってなかった。
それ以前、主将である俺のメンタリティーと競技がズタボロだった。
2020年の関西インカレの話をするとかなり長くなるので、ほどほどにするが、
1レースごとに気が狂いそうになったのを思い出す。
総合優勝、言ったからには先ずは自分が任された点数を取らないといけない、絶不調、周りは好記録、
レース前の緊張に耐えられなくて、おかしくなりそうだった。それが100mで3本リレーで2本、3日目の200mの予選には緊張すら放棄して、結果は予選落ち。
予選落ちした後、スタッフからはあれだけ言っておいて、おまえがそれじゃ無理だ。と言われ、悔しさともうどうすることもできない状況でいっぱいいっぱいだった。
最後までチームメイトは1点のために戦ってくれたし、総合得点のことを気にしながら応援や競技をしてくれたけど、届かなかった。
落ち込むもくそもなかった、出来るわけないところをひっくり返そうとしてひっくり返らなかっただけだから、+にはならなかったけど、-ではない。みたいな感じで終わった。
この負けが来年の総合優勝へのチームとしての士気の高さにつながったと思う。
得点を取れなかったものは自分が取って入れれば、
得点を持ち帰ったものは自分が取るだけじゃだめだ
そんなメンタリティーになったんだと思う。
俺は偉業として二冠を手にした主将を狙ってたから、結果良かったけど、あの時も勝っておきたかった(笑)
まあけど、これを機にさらにチームの総合への意識も強くなって、結果的には良かった。
来年こそは。。。。。
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