大学陸上を終えて⑨

この章でおわろ。。内容も薄くなってきたし、、、

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関西インカレの内訳はもういいかな。

見事、関西インカレは総合優勝で幕を閉じた。

チームメイトは自分のためにと戦ってくれた。

2年前の全カレの打ち上げで初めて俺の野望を打ち解けた同期の大会新が優勝の決め手となった。

協力してくれた仲間も、冷やかしてきたスタッフも、5月の対抗戦実行を引き留めたコーチもみんなが祝福してくれた。

ライバル校の彼も閉会式前、握手をしてくれた。

大会後、ライバル校の選手が総合優勝できなくて悔しいというツイートをいくつも見て、どんなもんだと思った。

うちの同期は総合優勝を心から喜び、下回生は最後まで総合優勝にこだわった俺や4回生を讃えてくれた。

ここでもう一度問いたい。

「何が残った?」

ここまで人を巻き込み、協力してもらい、4年間時間もお金もかけて成し遂げた。

残酷な話、感動も興奮も祝福も束の間。

もちろんみんなとの思い出やこれまでの努力は残った。

欲張りといわれるかもしれないが

総合優勝して、俺には何も変化がない。

肩書は上がらないし、アピールポイントにもならない、TVに取り上げられるわけでもなければ、賞金がもらうるわけでもなく、俺の関わる人の中でこの結果の価値やそもそもどういうものなのかを理解している人の方が少ない。

来週から教育実習だが、学校の先生は誰も俺のこの4年間もこの成果も知らないし、評価もしない。

俺の心の中でとどめておきたいが、頭の中がこれでいっぱいでたまに口に出てしまう時がある。

言葉をこぼしたとき、みんな口にして言うのが

「それは総合優勝したからいえることだよ」って

それ以上はない。

総合優勝をしたあの日以降、あの日をすぐに思い出せる人の方が少ないし、後日祝福の言葉やおめでとうを言われてもしっくりこない。

正直あまり俺が覚えていない。

感動や喜びよりも、この4年間かけたことで価値として何も表れていないことへの驚きと疑問でいっぱいだ。

輝かしい4年間の終わりにはこんな結末が待っているとは。

悲観的過ぎるかもしれないが、4年かけた感想はこれです。

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