第3回 現在のハイエナでは"仕事量"と"時給"、どちらを重視すべきか?【スロット】
ども、くろっくです。
今回は、仕事量と時給についてです。
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基本的にハイエナ稼働においては、仕事量と時給は反比例するものです。
どちらを重視すべきか?は情勢によります。
① 1日平均10h以上の稼働時間を確保できるが、時給は②以下。
② 時給は①以上だが、1日平均3~5hの稼働時間しか確保できない。
ちなみに、ここで言う稼働時間とは台を回す時間だけではありません。
稼働時間=台を回す時間+徘徊+待機+店移動+下見+並びです。
そして、交通時間を加えて完璧になります。
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結論から言うと・・・
2012~2015年のバブル期ならば前者の①が優勢。仕事量を取った方が良いです。
しかし、2018年現在のエナ状況ならば後者の②。ここでは仕事量に価値は無いです。時給だけを重要視したほうが良いです。
最終目標を掲げるならば、より仕事量を削って、より時給を錬磨させて、浮いた時間を使ってハイエナ以外の分野での期待値開拓をしていくことです。
① 仕事量VS時給の問題①(極端な問い)
極端な問題です。
ⒶとⒷでは、どちらのほうが価値があるでしょうか?
Ⓐ 時給4000円×10時間(交通込み)×25日
Ⓑ 時給7000円×1時間(交通込み)×25日
これはⒶのほうが圧倒的に価値がありますよね。なんせ月100万ですから。
もちろんⒷの方も価値があるんだけど、月17.5万しか稼げないのがネックです。
「副業」としてならば非常に魅力的ですが、「本業」として見ると決定打に欠きます。
② 仕事量VS時給の問題②(現実的な問い)
では次の問題です。
2012~2015年あたりのエナ状況の話です。
ⒸとⒹを比べるとどちらが価値があるか?
Ⓒ 時給2,800円×10時間(交通込み)×22日×11か月
1日平均=28,000円
月平均=616,000円
年単位=6,776,000円
Ⓓ 時給3,500円×4時間(交通込み)×18日×11か月
1日平均=14,000円
月平均=252,000円
年単位=2,772,000円
(専業でも1年のうち1か月は旅行なり長期休止なりすると思うので「×11か月」としました。)
(あと、なぜⒸとⒹに時給差がついているか?というと、最も期待値の獲れる「開店3時間」の滞在比率が違うからです。)
これはⒸのほうが優勢でしょう。
まあ2割の人はⒹを選んでも良いのかも。
ただし8割の人はⒸを選んだ方が多いでしょう。
「なぜか?」の理由については後述します。
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では、次は2018年現在での問題。
ⒺとⒻならばどうか?
Ⓔ 時給1,800円×10時間(交通込み)×22日×11か月
1日平均=18,000円
月平均=396,000円
年単位=4,356,000円
Ⓕ 時給2,100円×4時間(交通込み)×18日×11か月
1日平均=8,400円
月平均=151,200円
年単位=1,663,200円
(念のために繰り返すが、ⒺとⒻに時給差がついている理由は、最も期待値の獲れる「開店3時間」の滞在比率が違うから。)
こうなるとⒻが優勢です。
18~22歳ぐらいの若い人ならばⒺを選んでも問題ないとは思うものの、そうでない大半の人はⒻを選択したほうが良いかと。
③ 問題②の具体的な回答
ⒹはⒸと比べて、スロ収入が400.4万低い。
その代わりに1,628時間の余裕がある。
言い換えると「時給2,459円×1,628時間」を放棄していることです。
ⒻはⒺと比べて、スロ収入が269.3万低い。
その代わりに1628時間の余裕がある。
言い換えると「時給1,654円×1,628時間」を放棄していることです。
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こうなると、
「時給2,459円×1,628時間」には稼働する価値があるか?
「時給1,654円×1,628時間」には稼働する価値があるか?
を判断すれば良いという話になります。
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といっても、単純に仕事量と時給だけを計れば良いというわけではありません。
それとは別に、付加価値(金以外に得られるもの)と快適度(ストレスの有無)という判断指標を加える必要があります。
ハイエナの場合であれば付加価値はゼロです。
その代わり、快適にストレス無しで稼働できます。
そう考えると・・・
・「時給2,459円(交通込み)×1,628時間」
・付加価値は無し
・快適でストレスなく稼げる
→それなりに価値がある。だから取りに行った方が良い。
・「時給1,654円(交通込み)×1,628時間」
・付加価値は無し
・快適でストレスなく稼げる
→そこまでの価値はない。だから取りに行く必要もない。
ここらへんは価値観によって分かれるでしょう。
まあ「時給1,654×1,628時間でも快適でストレス無しなら美味しい!」と感じれる18~22歳くらいならばⒺを選んでも良いかもしれません。
個人的には「付加価値なし」「快適でストレスなし」の条件ならば、価値あるなしのボーダーは時給2000円ぐらいだと思ってます。
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ちなみに「ハイエナ=快適でストレス無し」と定義していますが、誰からも怒られることもなく人間関係の悩みも起こらないですからね。しかも好きな時に行けて好きな時に休めますし。
他大勢の仕事と相対化しても、「ハイエナ=快適でストレス無し」と断言して良いはずです。
ただし軍団や張り付きが大勢いるホールならば。そりゃ不快でしょう。
でも、そいつらを不快だと感じるならば行かなきゃ良いだけです。
時給や仕事量を捨ててでもその店での稼働は放棄して、別の店に行けば良いわけなので。
まあ「付加価値」と「快適度」を書き始めると話が脱線するので、これらの詳細は後日の記事に書きます。
④ 再度、仕事量と時給を考察する
少し複雑になってしまったが、話を「仕事量」と「時給」に戻します。
【2012~2015年の情勢】
Ⓒ 時給2,800円×10時間(交通込み)×22日×11か月
Ⓓ 時給3,500円×4時間(交通込み)×18日×11か月
ⒹはⒸと相対化すると「時給2,459円(交通込み)×1,628時間」を放棄している
Ⓒの仕事量と時給というのは他の仕事と比較しても高いです。
なので、Ⓒに時間を使う価値は大いにあります。
そして仕事量を増やそうと思えばもっと増やせます。
交通0.5h/1日を上乗せして、日数を22日→25日に増やしても良いぐらいです。ただその場合は時給が微ダウンしますが。
そりゃ似たような年収の職種は良く耳にしますよ。
ただしエナの場合は快適でストレス無しですからね~。そうなると他業種を探してもレアなほうです。(ただし付加価値も無いが)
あとⒹについては、同じ時給で日数を18→25日にまで増やすのが理想です。
しかし、いくらバブル期とはいえ仕事量は4h×18日で限界でしょう。
【2018年の情勢】
Ⓔ 時給1,800円×10時間(交通込み)×22日×11か月
Ⓕ 時給2,100円×4時間(交通込み)×18日×11か月
ⒻはⒺと相対化すると「時給1,654円(交通込み)×1,628時間」を放棄している
Ⓔは例として書いてて思ったんだけど・・・
今のハイエナのみで1800円×10h×22日を達成するのって等価地区か再プレイ無制限地区でない限りは厳しい気もします。
たとえ等価地区などでも日数を22→25に増やしてさらに仕事量を取るのはキツイのでは?
そして、数か月このまま行くとさらに時給が下がることも考えられます。
Ⓔの人がその時やってはならないのは、交通時間や店舗開拓に時間を使って仕事量を確保してしまうことです。
そうなると交通や店移動の時間だけが増えて実質的な時給はますます落ちていきますからね。
Ⓕについても、仕事量の限界については似たことが言えます。
このⒻの時給をキープして、日数を18→22くらいに上げて仕事量を上げるのは厳しいはずです。
⑤ 改善策は「さらに仕事量を下げて時給を錬磨する」
では、ⒺかⒻをさらに改善するにはどうすれば良いのか?
それは、Ⓕの仕事量をさらに下げる。そして時給の錬磨だけを目指すことです。
Ⓕ 時給2,100円×4時間(交通込み)×18日×11か月
Ⓕをさらに変形させます。
Ⓖ 時給2,100~2,500円
×8時間(交通込み)×6日×11か月
Ⓗ 時給2,100~2,500円
×4時間(交通込み)×10日×11か月
Ⓘ 時給2,100~2,500円
×4時間(交通込み)×28日×4か月
Ⓙ 時給2,100円×4時間(交通込み)×18日×11か月
を別のビジネスとのマルチタスクにて稼働させる
ⒼⒽⒾに関しては、時給2500円(交通込み)だけを目指します。
具体的に言うと、
・交通時間を徹底的に減らす
・当日ジグマ(店移動に使う時間をゼロにする)
・持ち駒ホールを徹底的に減らす
Ⓙに関しては、「ハイエナをやりながらハイエナ以外の仕事をこなして期待値をダブルで稼ぐ」ということ。
ただしⒿに関してだけは、ハイエナ以外での稼ぎ口があることが絶対条件ですが。
僕の今の稼働スタイルは、Ⓘ+Ⓙです。
ⒼⒽⒾⒿの具体的な手法については、後日の記事に書くつもりです。
⑥ 浮いた時間でエナ以外の稼ぎ口を開拓しよう
さて、ⒻはⒺよりもエナ収入が269.3万低い。その代わりに1,628時間の余裕があります。
Ⓕ→ⒼⒽⒾに変形させたならば、さらに時間の余裕ができます。
理想としては、この浮いた1,628時間を使って、別分野での期待値開拓をすることです。
別分野とは、設定狙いやパチンコへの移行、あるいはスロット組織化も含みます。
ただし設定狙いに関しては、軍団や張り付きによる「不快な環境」への遭遇率が高いために全くオススメできません。
エナ情勢に何かしらの希望があれば別開拓の必要は無いんだが、現状では一方的に右肩下がりになってますからね~。
もし別分野の稼ぎ口を見つければ、球種によってはⒿのように「エナ以外の期待値とエナ期待値をダブルで獲る」というマルチタスクも可能ですし。
まあ、別分野の開拓の必要性については第4回にて書きます。
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あと、もし別分野の稼ぎ口なんて興味が無いにしても、どうせ時間を費やすならば新台循環の激しい周期に費やしたほうが良いでしょ。
今は稼働を抑えて、遊べるうちに遊んでおいたほうが良いのでは?
というか、情報格差の激しい新台がもっと循環してくれないと高期待値は落ちづらくなります。
もしかすると当分の間はエナ性能の高い新台は来ないのかもしれんけどね。
別の稼ぎ口を模索するにしろ模索しないにしろ、時給の低い周期にエナに時間を多く使うのは悪手というものです。
「参考になった!」という人がいれば投げ銭などをしていただけると幸いです。
では、ここらへんで。
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