人間の汚い所を全部見て、この世の醜い所を全部知った上で、本当に綺麗なものを見つけるのが私の目的。
怒らないんじゃない。
怒れないの。
悲しいとか落ち込むとかもあるけど、全部表に出さないのは面倒くさいから。
私が何か言ったところで変わることって今までなかったの。
私の主張も感情も意見も、無視されるのが当然だった。
どうせ伝わらないなら、エネルギー費やすのが勿体無いわ。
何かを訴えたところで全く無駄だった。
この世の全てを諦めたら人生楽になった。
期待しないし、全てを最底辺で考えればいいの。
最悪、殺されるところまで許容範囲にしておけば、何かあったとしても大抵のことなら許せるから。
だから私は全てを許すよ。
そして、私は許されたい。
本当は一番に許されたい。
愛されたくて、抱きしめて欲しくて、その傲慢が捨てられない。
叶わないから、夢を見ることを諦めて、望むことを諦めた。それだけなの。
全部を諦めたら楽になれた。
望むことをやめた。
そして私は自分が死ぬタイミングも自分で決めた。
後3年の命。
そう考えれば、もうどんな失敗をしても許せるし、許されると思うでしょ?
それだけ。死ぬ覚悟が決まった人間なだけ。
どこまでも堕ちていける覚悟があるだけ。
生ぬるい社会で生きていけなかっただけ。
私は私の地獄を早いうちに知ってしまっただけ。
私、今少し怒ってるね。
ここに怒りの根源がある。
きっとそれだけだよ。
そして、耐えていたら、耐え続けていたら脳が死んでしまったの。
余計に何も考えられないね。
覚えていられない。
人に興味を持てない。
だから、だからもう何も考えられないから。
仕方がないだけだよ。
私はこの死んだ脳と共に不毛な人生を歩んで、すぐに死ぬだけ。
生きていくにはあまりにも弱過ぎた。
脆すぎた。それだけだった。
それ以外別に何もなかったの。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?