はじめに —投稿動機と自分語り—
就職活動に失敗し、社会人になり損ねたのが22歳のころ。数年間右往左往していた私ですが、20代も半ばを過ぎたころに意を決して「農業」の世界に足を踏み入れることにしました。
一念発起して個人農家になった、というわけではありません。農事組合法人への就職、いわゆる雇用就農というやつです。
これは、当時の「農業に携わりたい自分」と「きちんと会社で働いて欲しい両親」のどちらも納得できる就農の形でした。実際、月給制で農業生産を仕事にできるのは、収入の面でとても大きなメリットです。また