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Thrill jockey in applemusic Vol.11

thrill 076
niun niggung/Mouse On Mars

くにゃくにゃした奇怪で間の抜けた電子音と刻まれたホーン等生音で何故かとても美しいです。
前作まではまだエレクトロニックミュージックマナーに則った内容でしたが、今作は完全に逸脱して唯一無二です。聞いたこともないような奇妙な音楽なのに超ポップで聞きやすいです。どせいさんな雰囲気です。

thrill 077
synesthesia/Chicago underground duo

かなり肉体的になってバランスが良いです。
少し顔出して消える純粋で美しい音が素敵です。labyrinthが好きです。

thrill 079
chore of enchantment/Giant sand

耽美なメロディと激シブ低音囁きボーカルで緩やか気持ち良いです。キャレキシコのメンバーの伴奏も適度にシンプル適度に凝ったスムーズ素敵演奏です。
全曲ゴシック調で薄暗い感じですが一本調子な訳でも無くそれなりに楽しく聞けます。
ちょいプリンス的なtemptation of egg、
優しいraw、dirty from the rainが好きです。

thrill 080
Who Stole the I Walkman?/Isotope 217

ジャズ、フュージョン要素が薄くなり、というか滑らかに溶け込みました。
静かに不穏なmeta bassが凄く好きです。

thrill 081
ovalprocess/Oval

曲目が全部無題になってたり、タイトルからしてメタ的。音楽活動から逸脱的な方向でしょうか。制作プロセスにも変化があったのでしょうか。シンプルでいつまでも聞いていられる、切なく儚い美しい電子音楽です。

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