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2/6 スローもカットも勇気。失敗が成功を生む。

(写真は下郷町の書家、白石光史先生の手。)

書の世界では、

やるか、やらないか。

が、一番の問題だそうです。それができたら、

できたか、できないか。

が来るそうです。

つまり、やるなら、できるまでやる。そういうことらしいです。

成功するまでやる。

成功するまでやる。書の世界でもアルティメットでも、同じことだと思います。できる方法を探すのではなく、そのやり方で、できるまでやる。

先日のとか塾で、スルーザマークの練習の時に、マーカーがきつくて出せず、少し巻いて投げる人がいました。その人に、こう伝えました。

『ブロックされてもいいから、(マーカーの近くから)投げよう。』

2、3本は失敗していましたが、徐々に通るようになりました。この失敗してもできるまでやりきる勇気が必要だと思っています。

パスをもらう1対1に関しても同じことが言えます。オープンサイドがディフェンスにカバーされているからそっちには走れないという人がいますが、以前日本代表でワールドゲームズ代表にもなった日体大OBの那須くんの言葉を借りれば、

『ディフェンスに向かって走るんです。ディフェンスのギリギリを通ってディフェンスに向かって走ると簡単に抜けますよ。相手は体を反転させなきゃいけないじゃないですか。それがチャンスです。』と。

今回のトライアウトでも同じことをしてみた。46歳でも抜けましたよ。ディフェンスだって、自分の方に向かって走られたら絶対に嫌なはずです。一度走られたら次は少し間を取りますしね。そしたら奥にダッシュすればいいんです。もし間を取らなかったら、間を取るまで向かっていくのです。それが勇気です。

成功することが目的じゃない。

成功することが目的ではなく、それに向かっていく勇気を養うことが目的だと思っています。足が速い人が走ったら、そりゃ抜けますよ。でもそれは何も進化していない。もっと足が速い人がいたらそれで終わり。そうじゃない。終わってはいけない。向かっていくのです。勇気を持って。できるまで向かい続けるのです。



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