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RTA in Japan 2019 参加レポート#1(開幕まで)

【記事概要】まずは、参加までの約1か月半の準備について書きます。

Twitchにて約8時間、ダラダラ喋るオンライン反省会も実施しました。暇な方は是非ご覧ください。

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RTA in Japan 2019 参加レポート#4(4日目)
RTA in Japan 2019 参加レポート#5(5日目)

過去のRTA in Japan参加履歴

2016オフライン【RTA in Japan】:視聴者
2017オンライン【RTA in Japan Online 2017】:視聴者
2017オフライン【RTA in Japan 2】:解説1件
2018オンライン【RTA in Japan Online 2】:視聴者
2018オフライン【RTA in Japan 3】:解説4件
2019オンライン【RTA in Japan Online 2019】:解説2件

詳細は以下のGoogleスプレッドシート参照ください。(RTA in Japan以外のオフラインRTAイベントやJapaneseRestreamの解説記録も含まれています)

解説したゲーム4件

・スーパーメトロイド 走者: ハイポさん、サスレイムさん
 【Twitch】 / 【Youtube】
・東方永夜抄 ~ Imperishable Night. 走者: ping値さん
 【Twitch】 / 【Youtube】
・ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち 走者: ping値さん、yagamuuさん
 【Twitch】 / 【Youtube】
・大神 絶景版 走者: *27_kan*さん
 【Twitch】 / 【Youtube】

ボランティアにも参加

昨年の2018オフライン【RTA in Japan 3】では、フィナーレまで会場で観覧し、配信終了後の撤収RTAに自主参加しました。その後の打ち上げ的な飲み会にも参加させてもらってとても楽しかったので、今回はより深く関わりたいなと思ってボランティアに参加しました。ボランティアの種類は、現地で行う【配信管理】【会場受付】【オーディオ】と、オンラインで行う【チャット管理】がありました。解説及び観覧で現地には行くので、現地ボランティアで何ができるかを考えましたが、会場受付は自分が人見知りなので厳しく、オーディオも知識が乏しいので厳しく、残りの配信管理なら一応配信をやったことがあるので何とかできそうということで応募しました。

解説準備:11月上旬~11月中旬

ping値さんより最初の解説依頼を頂きました。ping値さんは、計3件のオフラインRTAイベントで解説をさせて頂いており、お得意様です。毎回、解説予習をするには十分なテキスト・参考資料・動画をご提供頂いています。ただし今回は2件とも、数分で終了するRTAということで未経験の領域でした。今までの依頼ゲームは時間に十分な余裕があり、提供頂いた資料のほぼ全ての内容を解説しきった上で、自分が言いたかったことや、その場で思いついた事、視聴者コメントを拾うなど、かなり楽に対応ができました。しかし今回、東方もDQ7も、少ない時間に対して説明したいボリュームが非常に多く、いかに効率的に解説する内容を組み立てるかが、自分の中での戦いでした。以下は、ping値さん作成の今回の解説用テキストのリンクです。泣く泣く省いて紹介しきれなかった内容もありますので、興味ある方是非ご覧ください。
東方永夜抄 ~ Imperishable Night.
ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち

そして当日物議を醸したこの仕込みは私の独断です。

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開幕日前日(12/26)に突然この写真を送られて「これやっていいですか」と言われたping値さんの心境や如何に。「そもそも許可取る前に既に買ってるじゃねえか」というツッコミも。ちなみにリボンだけだと頭に固定できないので、100均でゴムバンドを買って紅白帽やヘルメットのあごひものような感じにしました。リボンの結び目が非常に硬くてゴムバンドを通すのに苦労しました。今思うと、ここまでやるならカツラも買ってよかったかもしれないですね。このあごひも形式の都合と、リボンのカメラ映りを気にして頭頂部にリボンを付けるという判断が後々仇となる…。詳細は後日執筆の当日レポのほうで。

解説準備:11月下旬~12月中旬

ハイポさんよりスーパーメトロイドの解説依頼を頂きました。スケジュールを確認すると一番手の開幕ゲームということを知って戦慄しましたが、むしろ身に余る光栄とポジティブに考えて、かなりのモチベーションになりました。ハイポさん、サスレイムさんの両者より十分な解説用のチャート・技の説明テキスト・プレイ動画をご提供頂いた上で、サスレイムさんからは追加でご自身のプレイ動画に音声コメントを加えた動画もご提供頂き、解説予習のための環境は十分に整えて頂きました。

開幕ゲームに選ばれるほどの有名なゲームタイトルではありますが、自分は未プレイ・未視聴であり、さらに序盤が別チャートのレース形式を解説する必要があるということで、かなり綿密に知っておく必要があると思い、ソフトを購入して通常プレイをすることにしました。

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ただ、この期間は12月上旬に資格試験を2件抱えていたことと、仕事の都合で平日ホテル暮らし(週末帰宅)でした。資格試験が終わるまでは、他ゲームの解説準備も含めて手を付けることがあまりできておらず、終わってからもホテル暮らしにより、まともに動画予習や自分用の解説テキストを作成できる環境になかったため、選んだ手段は「スーパーファミコン&スーパーメトロイドを持って行き、ホテルのTVで通常プレイをする」でした。コンポジット(黄・白・赤)端子は偉大ですね。

探索要素のあるゲームは結構やり込む方なので、結果93%でクリアしました。RTAでは通常使用しない難しいテクニックが多用されていることを、通常プレイをしてみて初めて、知識だけではなく肌で感じました。

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本番直前はお二人の動画を同時に流して、チャートの異なる両者のゲーム進行の違いを叩きこんでおくことにしました。レース形式の解説は、基本的に先行している側をすることにしていますが、今回は序盤でチャートが違う特殊なレース形式であることと、なるべくお二人の見せ場を公平に紹介したいという思いもありました。本番一発勝負では細かい部分がずれるので予習通りには行きませんが、それぞれの大まかな解説ポイントを理解しておくことで、当日焦らないようにするための準備でした。

解説準備:12月中旬~下旬

*27_kan*さんより、大神 絶景版の解説の依頼がありました。プレイ動画を拝見すると、今回のカテゴリであるNG+ Any%(New Game+ Any%:いわゆる強くてニューゲームのAny%)では、通称KT(Karmic Transformer)と呼ばれるバグ技を利用し、無限ジャンプ/水上移動/着地判定の作成など、あらかたの地形を無視した移動の短縮がメインであることが分かりました。スーパーメトロイドと同じく、元のゲーム状況を理解していないと解説がかなり厳しいと判断し、丁度Steam版が年末年始の半額セール中で約1,500円の安さだったこともあって、購入して通常プレイで予習することにしました。ちなみにSteam版ではバグ技関連がほぼ修正されていて、KTはできず残念。以下は、*27_kan*さん作成の解説テキストのリンクです。
Okami NG+ Any% Description (大神RTA)

本編クリアまでのプレイ時間の目安は、検索で出てきた質問サイトの回答によると約20~30時間との事でしたが、探索要素やり込み派なので+10時間くらいを見込んでいました。購入日が12/23、RTA in Japan 2019開幕日が12/27、大神 絶景版の本番が12/30夜ということで、他の解説、ボランティア業務、見たいゲームなどの兼ね合いで時間との戦いでした。とは言え、請けたからには全力でやり切るという思いで取り組みました。ただ、義務感が出てしまうとゲーム自体が楽しめないのでそこの葛藤はありましたが、大神はストーリー・音楽・ゲームシステムと非常に出来が良く、ゲーム自体を楽しみながら自然と解説予習ができました。毎日自然とコントローラーに手が伸びて、解説前日の12/29ギリギリではありましたが、無事本編を全クリすることができました。クリアすると、以下の通り総合成績が表示されます。

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なお、RTA上ではカットできるためカットされてしまいますが、最終ダンジョン直前からのラスボス戦途中の演出にはガチ泣きしました。この感動は最初からストーリーをやらないと分からないので、是非君自身の目で確かめてくれ!

また、スーパーメトロイドのところでも触れた、プレイヤーご自身による解説動画が非常に参考になったこともあり、*27_kan*さんに依頼して作成して頂きました。解説用テキスト作成やプレイ練習で忙しい中、本当にありがとうございました。

そしていよいよ本番へ…。

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RTA in Japan 2019 参加レポート#2(1日目)】へ続く

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