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新たな暴露!主流メディアは性的人身取引について知っていた(後編)

前回の記事ではエプスタインの共犯者とされるギレーヌ・マクスウェルの2人の姉が、ネット検索やネット・セキュリティの分野でGoogleやマイクロソフトといった大手テック企業や、FBIやNSAといった政府情報機関のシステムにまで深く浸透していることを証明しました。今回もまずAmazing PollyのYouTube動画を元に、このウサギの穴をさらに掘り進めていきたいと思います。

●1991年のロバート・マクスウェルの死亡記事によれば、マクスウェルのミラー・グループ(1984年に買収)が株式の80%を取得するゲーム会社スフィア(Sphere Inc.)は、ソ連のプログラマーが開発するFacesというゲームをスペクトラム・ホロバイトというレーベルで販売していた。スフィア社のCEOはギルマン・ルイ、取締役にはクリスティーン・マクスウェルとケビン・マクスウェルが就いていた。

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●ギルマン・ルイは後にCIAの運営するベンチャーキャピタル(投資ファンド)であるIn-Q-Telの初代CEOとなる。
●CBSニュースは「CIAがIn-Q-Telを経由して出資しているGeoSemble、Visible Technologies(WPPグループ傘下)などのソーシャルメディア監視会社を使って、Facebook、Twitter、Googleなどを監視ツール化している」という警告記事を2011年に出している。
●事実無根と判明したロシアゲート(トランプ・ロシア共謀)疑惑の発端を担ったクラウドストライク社の取締役の一人であるCary J. Davisは、イザベル・マクスウェルのサイレン社の取締役も務めている。またウォーバーグ・ピンカスの社員でもある。

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●イザベル・マクスウェルの最初の夫デール・ジェラッシの父親は世界初の経口避妊薬を発明したことで知られるカール・ジェラッシである。彼は祖国オーストリアやブルガリアでは郵便切手に描かれるほど有名。

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Amazing PollyはQアノンの「MKウルトラ計画の薬物による非合法な人体実験が、アメリカ国外で続けられていた」ことを示唆するQの投稿を引用し、ジェラッシ博士の経口避妊薬の開発にも同じパターンが見られると指摘しています。

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https://www.thesun.co.uk/news/7920010/cia-mkultra-mind-control-drugs-hypnosis-electric-documents/
MKウルトラプログラムは海外の正接機関(タンジェント・エージェンシー)で継続中?秘密資金が投入か?動物実験が人体実験へ。

ジェラッシ博士による経口避妊薬の実験はメキシコのSyntex(シンテックス)社で行われていました。またAmazing Pollyは、NXIVM(ネクセウム)の共同創立者で逮捕されたナンシー・サルズマンの夫もメキシコに行って医療技術を習得していたという共通点を指摘しています。

●カール・ジェラッシはジョン・ブロックマンのEdge.org(エッジ・ファウンデーション)のメンバーでもある。

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●「エッジ(Edge)」が開催する「億万長者のディナー」にはGoogle創業者のラリー・ペイジやサーゲイ・ブリン、YouTubeのCEOの妹アン・ウォシッキー、Amazonのジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツや「ザ・シンプソンズ」の作者マット・グレイニングらも出席。その他にもEdge.orgのメンバー・リストには悪名高いマリーナ・アブラモヴィッチや、昨年死去したマイクロソフトの共同創業者ポール・アレンなども名を連ね、枚挙に暇がない。そしてこのエッジ・ファウンデーションに最大の資金提供を行っていたのがジェフリー・エプスタインであり、その見返りにエプスタインは科学界の「人脈」を得ていたという指摘もある。
●デイリー・ビースト紙の記事によれば、イザベル・マクスウェルの第三の夫アル・セッケルはTEDトークで「錯視がいかに脳を欺くか」の講演を行う、世界一のだまし絵のコレクターでもあるが、金持ちに「稀少本」を法外な値段で売りつける詐欺まがいのことも行っていた。アル・セッケルには科学界の交友関係があり、エプスタインの島で科学カンファレンスを主催していた。カンファレンスには「クォーク」素粒子の名付け親でノーベル物理学賞を受賞したマレー・ゲルマンや、スティーヴン・ホーキングの共著者として知られるレナード・ムロディナウらが参加していた。2015年のセッケルの死については謎が多く、誰も彼が本当に死んだという証拠を得られていない。
WIRED紙の記事によれば、「マレー・ゲルマンはイザベル・マクスウェルが学生の頃からマクスウェル家の夕食に招かれていた」とあり、マクスウェル家と親交が深かったことが示唆されている。マレー・ゲルマンはエッジ・ファウンデーションにも深く関与しており、Edge.orgに掲載されている自己紹介によれば、「サンタフェ研究所の設立を手伝った」とある。サンタフェ研究所はロスアラモス国立研究所の科学者によって設立された。ゲルマンはCERN(欧州原子核研究機構)で働いていた経歴もある。

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●サンタフェ研究所の研究成果としては、「人工生命」「カオス理論」「遺伝的アルゴリズム」「複雑ネットワーク」「複雑系経済学」「エコノフィジックス(経済物理学)」「システム生物学」などの分野での基礎研究や、「ヒト言語の進化プロジェクト」が挙げられている。これらは全て人間と機械の融合につながる研究であり、テクノクラシー(技術による支配)やサイバネティックスの思想に基づいている。サンタフェ研究所には米国エネルギー省から資金援助されており、1993年の報告では「突然変異、遺伝学、進化論」の研究をDOE(エネルギー省)が支援していることが記されている。実際の1993年の技術報告書(PDFファイル)を見ると、サンタフェ研究所(SRI)の評議員としてカール・ジェラッシ、マレー・ゲルマン、そしてクリスティーン・マクスウェルの名前が列記されている。

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このサンタフェ研究所から車で小一時間ほど南下した場所には、エプスタインが性的人身取引オペレーションを行っていたゾロ牧場がある。

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サンタフェ研究所はロスアラモス国立研究所にも近く、ロスアラモスの地下施設についてはエメリー・スミスの一連の証言が思い出されます。双方の施設は地下のトンネル網で繋がっているのかもしれません。またサンタフェ研究所のすぐ近くにはブロンフマン家が取り仕切るアヤワスカ宗教団体ウニオン・ド・ヴェジタルの施設もあります。

ここでAmazing Pollyは前回まで話を戻し、1999年にクリスティーン・マクスウェルのキリアド社がヒューレット・パッカード(HP)社と業務提携した際にHP社のCEOとなった、カーリー・フィオリーナについて追加の分析をしています。

●ジャーナリストでバニティ・フェア誌の元寄稿編集者ヴィッキー・ウォードは、「フィオリーナは1998年のフォーチュン誌で"最も力のある女性"の1位に選ばれていなかったら、HP社のCEOの候補にはなっていなかっただろう」と分析している。それまでフィオリーナは全く無名だった。

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そのフィオリーナをいきなり表紙に大抜擢した時のフォーチュン誌編集長はマーシャル・ローブであり、その父親はモンロー・ハリマン・ローブである。ハリマン家とローブ家についてはフリッツ・スプリングマイヤーの著書「イルミナティの血流」(PDF版はCIAで公開されている)に詳しい。ヴィッキー・ウォードは「2003年にエプスタインについての告発記事を書こうとしたが編集者に止められた」と主張しているが、2008年・2009年にギレーヌ・マクスウェルと親しげにしている写真も撮られている。

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ヴィッキー・ウォードはエプスタインの逮捕後は彼らの脅迫オペレーションについて追及するスタンスを見せているようです。しかし2002年の時点でエプスタインとマクスウェルの犯罪についての証言を少女たちから得ていたともツイートしています。この「被害者の具体的な証言まで得ていたのに報道させてもらえなかった」という主張のパターンはABCのエイミー・ロバックと全く同じです。

●9・11の直後にカーリー・フィオリーナに電話して、(キリアド社との技術提携後の)HP社製コンピューター・サーバをNSA(国家安全保障局)に導入したマイケル・ヘイデンは、ブッシュ政権下でCIA長官を経て、その後マイケル・チャートフ前国土安全保障長官の設立した政策助言集団「チャートフ・グループ」に入り、軍から請け負ってHomestead Temporary Shelter for Unaccompanied Children(保護者のいない子供のためのシェルター)の業務を監督するCaliburn Internationalの取締役にも就任した。

ここでAmazing Pollyはもう一度ロバート・マクスウェルの死亡した翌日の新聞記事に立ち返ります。当時のマクスウェル家による米西海岸のベンチャー企業が列挙される中で、今度はクリスティーン・マクスウェルの夫ロジャー・マリナ(Roger Malina)が学術論文誌「レオナルド」を出版しているという記述に注目します。

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●ロジャー・マリナが運営する「レオナルド」誌は、マクスウェルのパーガモン・プレスが出版し、MITメディアラボ内に編集部がある。アーロン・シュワルツはMITメディアラボにハッキングしたことで自殺に追い込まれた
●MITメディアラボがジェフリー・エプスタインから資金援助を受けていたことを2019年9月にザ・ニューヨーカー誌でローナン・ファローが暴いた。(※ピュリッツァー賞受賞のジャーナリストであるローナン・ファローは、女優ミア・ファローの息子。2017年に今回の暴露を予告していた?画像はMITメディアラボ所長の伊藤穰一がエプスタインに金を無心しているメール。)

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●ロジャー・マリナはMETI(地球外知的生命体との交信を行う国際組織)の諮問委員に名を連ねている
●レオナルド誌は「ニューロ技術の文脈における将来の人体」というテーマの講演会を行っている。

ニューロ技術とは世界経済フォーラムや日本の内閣府も提唱する第4次産業革命の根幹となるシステムのようです。

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●ロジャー・マリナの父であり、「レオナルド」を創刊したフランク・マリナはNASAのジェット推進研究所(JPL)の創立メンバーであり、2代目の所長である。JPLの前身であるカリフォルニア工科大学の研究グループは、大学の講義で出会ったフランク・マリナとジャック・パーソンズによって開始された。ジャック・パーソンズはアレイスター・クロウリーの弟子となり、東方聖堂騎士団(Ordo Templi Orientis:O.T.O)に入信。このオカルト・グループの活動をカリフォルニアで牽引していた。そこにフランク・マリナもよく足を運んでいたという話は「レオナルド」のホームページにも掲載されている。

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ジャック・パーソンズとフランク・マリナの深い関係についてはこの記事に詳しいです。

記事の中でも触れられていますが、ジャック・パーソンズは後にサイエントロジーの教祖となるL・ロン・ハバードと「ババロン・ワーキング」と呼ばれる魔術儀式を行っていました。これはババロンという「聖なる女性の元型」を妊娠させるための性儀式だそうで、アレイスター・クロウリーの小説「ムーンチャイルド」のアイデアに基づいているといいます。オカルティズムの大衆化を試みている疑惑のあるアリ・アスター監督の最新作「ミッドサマー」にも、「ババロン・ワーキング」からヒントを得たと思われるグロテスクでおぞましい儀式のシーンが出てきます。また日本のO.T.O信者によるものと思われるブログに、ジャック・パーソンズとこの儀式について詳しい情報が載っています。どちらも閲覧注意です。

ジャック・パーソンズは、元ナチス親衛隊でNASAのトップ2となるヴェルナー・フォン・ブラウンとも親交があり、フォン・ブラウンに「ジャック・パーソンズこそアメリカ宇宙開発の本当の父だ」と言わしめました。そしてフォン・ブラウンはディズニーと深いつながりを持っています。

過去にSci-FiチャンネルはJPLの創設とジャック・パーソンズの黒魔術の関係をポップにまとめた番組を制作しています。

最近ではリドリー・スコット監督がもっとリアルにドラマ化しています。

宇宙開発と悪魔教の儀式の関係性について、アポロ計画でS-IVBロケットの開発をしていたダグラス社のエンジニア、ウィリアム・トンプキンスの著書にもそれらしき記述があります。まず一つ目は、ダグラス社が空軍からDM-18ミサイルの生産を請け負っていた時期の出来事で、トンプキンスがダグラス社のマーケティング部長と空軍の幹部と一緒に、あるハリウッドの大豪邸のパーティに訪れた時の話です:

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私は廊下の突き当りに鍵のかかっていない両開きの戸を見つけた。その中は家具のないとても大きな、暗い部屋だった。天井は3階分の高さはあったに違いない。中世の聖餐式が行われるような雰囲気の部屋だ。不思議な感覚が私を襲ってきた。それはまるで、この場所がただのハリウッド俳優のたまり場ではなく、壊滅的な出来事を起こす意図を持って別の次元からやって来たエイリアンの目的地であるかのような感覚だ。凍えるようにゾッとしていると、暗闇の中に私以外の気配を感じた。ハイヒールをコツコツと静かに鳴らし、暗闇の奥から半裸の女性が出てきた。「ビリー(※トンプキンスの愛称)、私よ。バーバラよ。」私はささやいた「ここで何をしているんだ?私をつけてきたのか?その服はどうした?」「あなたを見つけようとしていたら、階段の上で2人の男に捕まったの。服を引き裂かれて、私はここに隠れていたの。彼らは黒いフードを被っていて、赤い目をしていた。とてもい人達だと思う。」「警備員か?」「違う。もっとずっと邪悪な人達。ここにいると殺されてしまうわ。一緒に逃げましょう。」

コーリー・グッドが以前のインタビューで、「別の現実に存在していたAI生命が、アレイスター・クロウリー的な儀式で生じた異なる現実間の裂け目からやってきた」と言っていたことと符合する、とても興味深いエピソードです。かつてデイヴィッド・ウィルコックはこのエピソードとダグラス社の社員たちが行っていた狂ったセックス・パーティについてボブ・ウッド博士(※トンプキンスの著書を編集したMUFONの物理学者)に質問し、「こういったパーティはダグラス社の重役が従業員をコントロールして、脅迫したり言う通りにさせるために開いていた」という回答を得ています。つまり、エプスタイン&マクスウェルによる色仕掛けの脅迫オペレーションと同じことが、NASAの設立当初から宇宙開発の分野でも行われていたということになります。さらにトンプキンスの著書にはもう一つ見逃せない記述があります。NASAのサターンロケットの主エンジンの製造を全て請け負っていたロケットダイン社の生産工場に、トンプキンスが技術視察に訪れた時の話です。トンプキンスは工場長に連れられ、湖上のクルーザー・パーティで接待を受けた後、ヨーロッパ古城のような邸宅で一晩を過ごします。宿泊した部屋の洋服だんすには着替え用の服が取り揃えられていて、タキシードまであったと言います。以下はその接待の翌日にトンプキンスと工場長の間で交わされた会話です:

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アールは言った「さあ、話してくれ。悪い知らせとは何だ?議会がアポロに資金援助をやめると言い出したのか?」「そうではないが、部分的には正解だ。彼らはここの君の城について知って、君らを全員解雇しようとしているんだ。」「おい、ビリー。これは私の城ではないよ。実のところ、私は誰が所有しているのかも知らないんだ。ある秘密のグループがここで儀式を行っていて、その中にはこちらの人間ではないような人々がいる。」「どういう意味だ?」「彼らはフードを被っていて、人間ではない。そこで行われているオペレーションには立入禁止なんだ。彼らが会合を開いている時は、私たちの特権はとても限られたものになる。」

儀式に参加していた「人間ではない」人々とは何なのでしょうか?レプティリアンが関与していたということでしょうか?

さて、ここで話を再びジャック・パーソンズに戻します。彼の人生を描いたドラマ「Strange Angel」の原作者であり、ジャーナリストでノンフィクション作家のジョージ・ペンドルは、取材の過程で、フランク・マリナ(クリスティーン・マクスウェルの義父)の妻マージョリーのいるパリを訪れます。ちなみにフランク・マリナは共産党員であったことで起訴され、国外追放となり、夫婦でフランスに移住していました。「レオナルド」も1968年にパリで創刊されたのです。ジョージ・ペンドルはパリでフランク・マリナとジャック・パーソンズの遺品を調査するうちに、「MGMプロジェクト」と題された不思議な書類を発見します。ペンドルの記事から以下に要点をまとめます:

●1937年に書かれた「MGMプロジェクト」は、当時お金のなかったフランク・マリナとジャック・パーソンズが、ロケット研究の資金をなんとかしてハリウッドから工面しようとして書いた、映画の脚本である。
●その物語はSFと社会正義とオカルトをミックスし、当時の政治状況を加味したような内容で、ロケットの製造を目指すカリスマ的な若者たちの苦難と希望の物語である。それは完全な実話小説とは言えないが、不気味にも彼らの将来を予言している。
●物語にはマリナとパーソンズの生き写しのようなキャラクターが登場し、財政的な支援の欠乏に困っていたり、ロケットの実験は爆発事故ばかりというのは、現実と全く同じ様に描かれている。しかし物語では彼らの実験は強大な影の勢力によって見張られていたことになっている。
●スリラーと社会主義のマニフェストを含みつつ、物語はスパイ活動と殺人、組合労働者の錯綜の話へと急展開する。そして彼らはある裕福な航空機製造業者から10万ドルの寄付を得ることになるが、その製造業者の本当のねらいは彼らのロケット計画をナチスに売り渡すことにあったことが判明する。
●物語の大詰めでは、まさに彼らの計画をのせた飛行機がドイツに飛び立つすんでの所で、彼らはパイロットをノックアウトし、計画の青写真を奪還する。主人公はラストで「今の人類にとってこの知識は有害なだけだ」と重々しく言う。計画は燃やされ、ロケットの試作機は上空に打ち上げられて永遠に失われることになる。
●物語の中でオカルトに傾倒していた登場人物は爆発の中で死ぬが、パーソンズも1952年に同様の死に方をしている。

奇妙なことにジョージ・ペンドルが「Strange Angel」を出版した2006年にマージョリー・マリナは亡くなっています。この「MGMプロジェクト」が予言的だと言われる所以は、パーソンズが爆発事故で死んだという点もそうですが、「ある裕福な航空機製造者」の存在にもあるとAmazing Pollyは指摘します。実際にジャック・パーソンズは「裕福な航空機製造者」であるハワード・ヒューズの化学工場で働くことになります。しかし現実は脚本とは正反対だったように見えます。パーソンズに関する書籍をもとにまとめられたwikipediaの情報を要約すると:

●パーソンズやマリナのロケット計画をカリフォルニア工科大学で承認した恩師セオドア・フォン・カルマンが、パーソンズをアメリカン・テクニオン・ソサイエティのカリフォルニア支部長ハーバート・T・ローゼンフェルドに引き合わせる。これは当時建国されたばかりだったイスラエルを支持するためのシオニストのグループである。

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●ローゼンフェルドはパーソンズにイスラエル国のロケット計画の仕事を与えた。赤狩りの激化を恐れたパーソンズは、ロケット計画のためにイスラエルに移住することを1950年11月に決意する。しかしヒューズ社の秘書が「パーソンズは社内の機密文書を持ち出したイスラエルのスパイである」としてFBIに通報する。(※実際のFBIの書類)パーソンズは即座にヒューズ社を解雇され、FBIの調査が始まる。調査の過程で、ローゼンフェルドはソ連の諜報員と繋がっていたことや、牧師館でオカルトやセックス活動を行っていたことが判明した。1951年に「ヒューズ社の機密情報は国家機密には該当しない」という理由でパーソンズは不起訴になったものの、機密取り扱い資格は剥奪され、事実上ロケット産業で働くことを禁じられることになった。
●その後もパーソンズはイスラエルへの移住を試みるが、FBIの監視により度々阻止される。1952年のパーソンズの爆発事故死には不審な点が多く、O.T.Oのメンバー達は「自殺だ」と言い、また別の者は「ハワード・ヒューズに企てられた暗殺だ」と言い、パーソンズのパートナーだったマージョリー・キャメロンは「警察か反シオニストによって殺された」と主張しているが、アーティストのRenate Druksは「ホムンクルスを誕生させるための儀式だった」と信じているという。

ホムンクルスとは錬金術師が作り出す人造人間のことだそうです。これは中世に存在していたAIやトランヒューマニズム、もしくはクローンや人工生命体のコンセプトにも思えます。また、Renate Druksはジャック・パーソンズの妻だったマージョリー・キャメロンと、ケネス・アンガー監督の映画「Inauguration of the Pleasure Dome(1954年)」で女優として共演しています。この時のマージョリーの役名は「The Scarlet Woman」。これは緋色の女=ババロンのことであり、先述の「ババロン・ワーキング」に繋がります。Renate Drunksの役名は「Lilith」。これは男児を害する女性の悪霊リリスのことであり、SRA(悪魔的儀式虐待)やペドフィリアに繋がります。これは以前記事にした、ハリウッドとルシファー信仰の繋がりを示す一つの具体的な証拠だと言えます。そしてパーソンズをスパイ容疑でFBIに通報した大富豪のハワード・ヒューズについては、以前デイヴィッド・ウィルコックがこんな話をしていました:

動画の9分40秒あたりから
ヒューズ・エアクラフト社は他の防衛請負業者たちにどうしても入札で勝つことができずにいた。そして他の航空機メーカーが不思議な未知のテクノロジーを開発していることに気づいた。
●情報にアクセスできなかったハワード・ヒューズは、スパイとして特別な訓練を受けた娼婦たちを雇い、カバールの人々の元へと送り込んだ。こういった女スパイは絶世の美女であり、情報を得るためには殺しも厭わず、セックスもドラッグも使う。これはまだCIAの設立(1947年)前夜の話である。
●女性に心を許したエリートたちは驚くべき秘密を打ち明けた。それは軍需産業が、悪魔教のカルト信者たちによって運営されているという事実だった。そのカルトは、ルシファーを信仰していた。彼らにとってサタンは虚構の存在に過ぎなかった。そしてルシファーは火星やマルデクからやってきた長い頭蓋骨の宇宙人であり、自分たちはその子孫であると考えていた。一般の人類とは別の種族であるという選民思想を持った彼らは、金融・マスメディア・司法・警察・軍事・教育・農業・医療、すべてを支配していた。
これら全ての情報を得たハワード・ヒューズは、カバールではなかった一定の信頼できる米軍の将官たちに情報を伝えた
●朝鮮戦争の際に、米軍は作戦情報が国連から敵に漏洩していたことに気づく。そのために多くのアメリカ兵が亡くなった。
●こうしてカバールの存在を知った良識派の軍人たちは、カバールを打倒するための長期計画「ザ・プラン」を作成することになる。
●ドワイト・アイゼンハワーが退任演説で軍産複合体について警告したのも、「ザ・プラン」を知っていたからである。次に大統領になったケネディは、最初からアライアンスに協力し、「ザ・プラン」を実行しようとしていた。カバールの企んだキューバ危機を回避したのはアライアンスである。

ここでデイヴィッドが話しているのは、ハワード・ヒューズが現在のアライアンスの父であったということです。ジャック・パーソンズ VS ハワード・ヒューズの対立は、まさしくカバール VS アライアンスの対立構造の縮図であったことがわかります。そしてヒラリー VS トランプもまた同様でしょう。

ジャック・パーソンズとフランク・マリナが1937年に書いた「MGMプロジェクト」について、もう一点だけ指摘しておくべき事実があります。物語ではナチスへのロケット計画の漏洩を防いだヒーローとして描かれていたパーソンズですが、現実には後にナチス親衛隊となるフォン・ブラウンと十代の頃からロケットについて情報交換していたことが知られています

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●パーソンズはヴェルナー・フォン・ブラウンに直接手紙を送り、ロケット製造に関する情報を求めた。それからお互いに何度も電話で情報交換を繰り返すようになった。これはフォン・ブラウンがアメリカに渡るずっと以前のことである。

こうしてお互いにドイツとアメリカにいて、文通と電話による情報交換を繰り返した後、パーソンズが高等学校を卒業した1933年に、フォン・ブラウンはナチス親衛隊の候補生としてSSの乗馬学校に入ります。そして「MSMプロジェクト」が書かれた1937年に、フォン・ブラウンはナチ党の党員になります。そして1945年、第二次世界大戦でのドイツの敗戦後に、ペーパークリップ作戦によってフォン・ブラウンはアメリカへやって来ました。この作戦の指揮をとった統合参謀本部で、そのたった1年後の1946年にジャック・パーソンズの妻となるマージョリー・キャメロンが、補佐官として働いていたという事実をどう捉えたら良いでしょうか?

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●マージョリー・キャメロンは第二次世界大戦中は海軍にいた。統合参謀本部の補佐官としてワシントンD.C.で勤務していた。彼女はO.T.Oのアガペ・ロッジで将来の夫となるジャック・パーソンズに出会った。パーソンズはオカルトに傾倒しており、アレイスター・クロウリーと関わりがあった。

ペーパー・クリップ作戦とアレイスター・クロウリーがマージョリー・キャメロンを介して繋がりました。それではアレイスター・クロウリーとは何者なのでしょうか?イギリスの諜報機関のスパイだったという説もあります。

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●アレイスター・クロウリーの弁護士Isidore Kermanは後にロバート・マクスウェルの顧問となった。Kermanは美食家としても有名で、不動産鑑定士でもあった。Kermanはアレイスター・クロウリーに財政的な支援をしていただけでなく、新聞に彼の話題が載らないように守っていた。

巡り巡って、全てが再びマクスウェルに繋がってきました。Amazing Pollyは最後に、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)が1967~71年に行っていた、「芸術と技術プログラム」という航空宇宙・情報技術産業と芸術家たちのコラボ企画について言及します。

そこで展示されていた作品を見れば、すぐにこれがオカルトによって結びついたコラボだったことが分かります。

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●このプロジェクトに財政支援していたのがロサンゼルス・タイムズ紙を所有するオーティス・チャンドラーの夫人であった。
●プロジェクトが行われていた1967~71年は、シカゴ民主党大会の暴動ソンミ村虐殺事件ケント州立大学銃乱射事件キング牧師ロバート・ケネディの暗殺が起きた時代であった。

児童の人身取引の周旋を行っていた疑惑のあるレイチェル・チャンドラーは、このロサンゼルスで絶大な権力を持っていたメディア財閥であるチャンドラー家の一員だという噂があります。確かに、オーティス・チャンドラーとレイチェル・チャンドラーの顔を見比べると、とてもよく似ています。

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レイチェル・チャンドラーには多くの著名人との交流があるにも関わらず、正体は謎に包まれています。ウィキペディアのページすら存在しません。彼女の存在自体がタブーなのでしょうか。

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判明している数少ない事実の一つが、彼女はトム・ギネスというスタイリストと結婚しているということです。トム・ギネスはイギリスの財閥、ギネス家の一員であるとAmazing Pollyは主張しています。実際に彼らの挙式はイギリスであげられました。これを報じたVogue誌の記事では、中世のチューダー様式の邸宅だという式場の写真が何点か紹介されていて、いかにもな雰囲気が伝わってきます。

イギリスと言えば、児童のSRA(悪魔的儀式虐待)の噂が絶えない場所です。このテーマの取り扱いは非常に難しく、この記事に含めるかどうか悩みました。Edge of WonderのSRA特集でも個別のケースは取り扱わず、このトラウマを利用した人格破壊とマインド・コントロールのメカニズムを解説するだけにとどめていました。

それはSRAは実際には存在しないという説が一般的とされているからです。Stillness in the Stormのジャスティン・デシャンは、虚偽だと発覚する心理戦(サイオプ)のケースと、本物のケースの両方があると言います。

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ここではなるべく簡潔に、象徴的な2つの事例について見ていきたいと思います。まずは2014年にインターネット上に出回った、こちらの動画についてです。

ハムステッド事件とも呼ばれるこの事件の概要と、動画で子供たちが話している内容は、2015年に書かれたこちらの記事で確認して下さい。

このビデオを撮影していたのは子供たちの実の母親(Ella Draper)と、その恋人(Abraham Christie)です。

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後に警察が子供たちへ事情聴取した映像が流出しました。

3日間に分けて行われた女児(Alisa Dearman)への事情聴取の3日目(動画の1時間57分頃)に、女児は突然それまで詳細に語っていた証言を覆し、全ては母親の恋人(Abraham Christie)に言わされていた虚言だと言い出します。そして翌年には実の父(Ricky Dearman)の虐待の事実はなかったという家庭裁判所の判決が下されます。この顛末はイギリスのタブロイド紙が報じていて、Ricky DearmanはBBCのインタビューも受けています。

しかしRicky Dearmanは俳優でもあることから、このインタビューでは「演技をしているだけで、実際に涙を流していない」「嘘を言っている」といった声も多く、またAlisaが警察で証言を覆した部分の動画のコメント欄を見ても、違和感や矛盾を指摘したり、警察や司法による隠蔽を疑う声が多いのです。そのような疑惑がいつまでもつきまとう理由の一つは、Ricky Dearmanの不自然さにあるように思います。BBCのインタビューでも自身が母親から長年に渡って虐待を受けていたと言い出したり(※これは証言を覆す前にArisaが話していた内容と一致する)、数年後に名前をGab Williamsと変え、子供たちと一緒に「手作りのスライムをeBayで販売するビジネス」を始めて、eBayに表彰されたこともそうです。

今はeBayのサイトからは一切の情報が削除されていて確認できませんが、紹介文には「Gabと彼の子供たちは手作りスライムのおもちゃを売るeBayストアを運営している。彼らはすでに15カ国に販売実績があり、ガンやその他の病気で衰弱する70人以上の子供たちのためにスライム・パーティーを開催してきた。」とあったそうです。これを微笑ましい再出発と受け止めるか、不自然で怪しいと感じるか、そもそもこの紹介文も本当にあったのか?この事件にはここではとても検討しきれない謎がまだまだ底なし沼のように続いていて、調査に何年も費やしている人も多いようです。いつまで経っても答えが出ないように設計されている予感すらします。おそらくこれがジャスティン・デシャンの言う、心理戦(サイオプ)の事例だからなのかもしれません。またこの騒動が起きた2014~16年には、ロンドン警視庁や主流メディアも巻き込んだ大規模なサイオプが仕掛けられていたと考えられる情報もあります。従ってこれ以上の深入りはやめておきます。ただ、この舞台となったハムステッドがイギリスの富裕層の住む高級住宅街であり、子供たちの通っていた教会に併設されたChrist Church小学校は、MKウルトラ計画で知られるタヴィストック研究所の近くに位置しているという事実だけ指摘しておきます。

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今回の記事のテーマは「主流メディアは知っていた」でした。そこでもう一つ取り上げておくべき事例があります。1989年にオーストラリア版の「60ミニッツ」で特集された「サタンの子供たち」というテレビ番組です。番組ではテリーサ(仮名)という15歳の少女が、5歳の頃から受けてきたSRAの生々しい証言をしています。

この動画に字幕をつけるかどうかかなり悩みましたが、あまりにも凄惨な内容であることと、時間の都合もあるので今回はやめにして、代わりに彼女の証言のポイントだけ列挙し、動画の該当箇所にリンクしておきます:

●両親の離婚があり、2歳から父方の祖母の家で暮らすことになった。祖母はカルトのリーダーだった。動物とのセックスの強要10~30人の男によるレイプ。少なくとも7回の妊娠と堕胎目の前で自分の胎児を殺され食べさせられた郊外の城のような豪邸でエリート達による儀式浮浪者新生児や堕胎された胎児の生贄と人肉食。11歳の時に出産した子供は人質に取られて脅迫されている。これら全ては普通のことだと洗脳されていた学校でトイレで流産して胎児をバラの花と一緒に筆箱に埋葬した

少女は「お野菜を食べたくなくても食べなくてはいけないでしょ?それと同じだと思ってた。」と語っています。この事例に関しては専門家や警察も少女の証言を信じており、実際に警察は過去にも同様のことが行われているという情報を掴んでいるとも言っています。また、番組やインタビュアーが「サタン」や「デビル」という言葉を使っているのに対して、少女は一貫してそれが「ルシファー」と呼ばれていたと証言していることからも、個人的にはこれが本物の事例である可能性が高いと思います。そして実際に番組でも少女の祖母と5人の男が起訴されたことを報じています

この少女は別の仮名で同年、イギリスの調査ジャーナリスト、ロジャー・クックの番組「The Cook Report」にも出演しています

こちらの番組でも少女は悪魔教の儀式とルシファーについて語り、「ルシファーとは普通の人の名前だと思っていたけれど、今では邪悪なスピリット(霊魂)のことなのだとわかる」と言っています。注目なのは、番組ではこのシーンに続けて実際の悪魔教の儀式の様子を紹介していることです。

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そしてあのマイケル・アクイーノ(※マイケル・アキノの表記が一般的)(Michael Aquino)が登場します。彼の設立したカルト組織Temple of Set(セトの寺院)が、元イギリス国民戦線のデイヴィッド・オースティンという人物をセトの寺院のイギリス支部長に任命している様子がテレビ放映されていたのです。それから番組はマイケル・アクイーノのサンフランシスコでのもう一つの顔について言及します。彼がアメリカ陸軍の中佐であり、心理戦の専門家であり、軍の最高機密のセキュリティー・クリアランスを保持していることを明かします。そして彼が軍のデイケアセンターの児童たちを儀式的に虐待している容疑で、プレシディオ陸軍基地の捜査官によって告発されていることにも言及します。さらに凄いのは、番組が実際の被害者の証言や警察の調書を突きつけて、直接アクイーノ夫妻に詰め寄っていることです。こうした告発にも関わらず、結局マイケル・アクイーノには有罪判決が下されませんでした。その代わりにプレシディオ陸軍基地アメリカ第6軍の消滅とともに、1994年に閉鎖され、国立公園局の管轄に移ったそうです。それが何を意味するのかわかりませんが、アメリカ第6軍の記章にダビデの星が使われているのはなぜでしょうか?イスラエルやシオニストとの関係があったということでしょうか?

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このプレシディオ・スキャンダルについて追及していたために殺されたと噂されているのがマックス・スピアーズです。

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それはイギリスのタブロイド紙も報じています。

そして1986年当時はメディアも果敢にマイケル・アクイーノに対峙する姿勢を見せていました。YouTubeにいくつか当時のテレビ番組がアップロードされています。注目すべき部分をタイムスタンプしていきます:

セトの寺院に電話をかけると、「セトの寺院はアメリカ政府によって認められた唯一の国際悪魔教宗教団体です」というメッセージが流れる。
●番組の司会者が「合衆国憲法に忠誠の誓いをした軍人でありながら、悪魔を崇拝するのは矛盾してるのではないか!」とマイケル・アクイーノを責め立て、目の前で悪魔教の教義を読み上げ、「どうしてこんなものを信じられるんだ」と激昂する。

しかしこれが全てメディアのスタントであり、マイケル・アクイーノはスケープ・ゴートに過ぎないのだというシニカルな意見もあります。確かに今ではサタニストとして有名オプラ・ウィンフリーの番組にもマイケル・アクイーノは出演しています。また元FBI捜査官でSRAの告発では有名テッド・ガンダーソンもマイケル・アクイーノと直接対決しているのですが・・・:

司会者:あなたはこのような新生児の生贄といった恐ろしい犯罪が実在すると信じますか?
テッド・ガンダーソン:間違いなくあります。確信しています。全米にいる数多くの生存者から証言を得ていますし、機密の情報源からも聞いています。
マイケル・アクイーノ:ではなぜ犯人の名前を言って、逮捕しないんだ。実際に逮捕者は出ていないではないか。この証言者の女性だって、グループにいたというのに具体的な名前一つ挙げていない。
司会者:確かにそれも一理ある。それについては?
テッド・ガンダーソン:確かにそうだ。問題は、まず一つに警察が信じないということ。私は信じてるし、あなたも信じてるし、番組の視聴者の中にも信じる人がいるだろう。しかし警察が信じない。二つ目に、実際に調査をするとなると、おとり捜査をしなければいけないだろう。それは自分の署の警察官をこういった凶悪な犯罪に関与させることを意味する。殺人者になってしまうということだ。それに加えて、これはとても手間のかかる仕事だ。しかし多くの法執行官は無関心で、関わりたくないと思っているんだ。

苛立ちとも敗北宣言とも取れるような微妙な発言です。理屈ではその通りなのでしょうが、なんともやりきれない雰囲気のまま番組はCMに入ります。番組司会者やテッド・ガンダーソンの真摯さは疑いたくないところですが、アクイーノに関しては、本当の黒幕がこうもやすやすとテレビ出演するだろうか?という疑問が残ります。彼についてもう少し情報を補足すると、アクイーノは自分はアレイスター・クロウリーとジャック・パーソンズの後継者であると自称していたそうです。そして彼の妻の名前はリリス(Lilith)です。

さらにデイヴィッド・ウィルコックがカバールの信念体系として指摘していた通り、彼はサタンではなくルシファーを「人間社会に叡智を与える存在」として崇拝していたと言います。

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ルシファー信仰がハリウッドに深く浸透していることは、ハリウッドの内通者も告白していましたが、音楽産業も同様です。こちらの記事でもマイケル・アクイーノとハリウッド・音楽業界がMKウルトラを介して繋がっていることを確認できます。

しかし潮目は変わりました。ハリウッド内通者も「もうお終いだ」と言っていましたし、今年6月には「オペレーション・ブロークンハート」によって実際に1700人の逮捕が行われたことを米司法省が公式発表しています。

10月にはビットコインで児童ポルノを運用していた世界規模のダークネットが一斉検挙されました。

テッド・ガンダーソンが「難しい」と言っていた「おとり捜査」も行われていて、成果を上げているようです。

ちなみにディズニーと言えば、今回の記事の冒頭で紹介したエイミー・ロバックのABC放送局もディズニー傘下です。エプスタインの被害者の証言をお蔵入りにさせたのは親会社であるディズニー社の意向でしょうか?

まだまだ犯罪ネットワークの下っ端の構成員が逮捕されているだけだという見方もあるでしょう。その意味ではやはりエプスタインの逮捕の持つ意味は大きかったと思います。彼の逮捕からこれだけ膨大な相関関係が明らかになったわけですから。この記事を書いている間にも、アンドリュー王子に関してこんな展開がありました。

そしてイスラエルのベンジャミン・ネタニヤフを起訴、のニュースです。

ただしこれは毎年恒例の行事のようです。今年3月にも、昨年の2月にもニュースになっています。逮捕するする詐欺かもしれません。

それよりも興味深いのはネタニヤフの息子、ヤイル・ネタニヤフです。

彼が停止を食らったFacebookアカウントでしていた投稿がこれです。

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「ジョージ・ソロスがレプティリアンに地球を売り渡し、レプティリアンがオカルティストをコントロールし、オカルティストが金で政治家をコントロールし・・・」というミームです。そしてさらに、すぐに削除されたという彼のtwitter投稿がこれです。

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どうしてグローバリストやNWOやエリートや権力者達はペドフィリアばかりなんだ?

ヤイル・ネタニヤフはエプスタインの島についてもツイートしています。

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イスラエルの首相の息子がイスラエルの秘密オペレーションに人々の関心を向けさせるという、奇妙な現象が起きているのです。これは一体どう解釈したら良いのでしょうか?一方でネットの検閲はますますあからさまになってきています。

コーリー・グッドは11月の最新インタビューで、「これまでアライアンスのオペレーションが遅延して来たのは、カバールがAIを使い、アライアンスのファイアウォール破ってデータベースに侵入し、作戦情報を盗み見ていたことが大きい」と指摘しています

ルシファー信仰のエリート達は着実にアライアンスの「ザ・プラン」によって追い詰められているのでしょうか?そう願いたいところです。非常に長くなりましたが、最後にこのQの投稿を紹介して終わりたいと思います。

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相関図を作れ
君たちは繋がりを見逃している
相関図を作り続けるんだ
それが鍵となる
その鍵が真実を広めてくれる
真実は光を照らす
光は人類を救う
未来が過去を証明する
「ザ・プラン」を信頼するんだ
Q


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