見出し画像

BANされた14歳のYouTuberソーフがグレタに物申す

グレタ・トゥーンベリにはライバルがいたということは、日本では殆ど知られていません。14歳のソーフ(Soph)ことソフィアはYouTuberとして活動していました。グレタがアダムス・ファミリーのウェンズデーだとすれば、ソーフはキック・アスのヒットガールと言った感じで、とても好対照な二人なのです。

画像10

グレタが極左の過激派で反トランプだとすれば、ソーフは共和党とトランプの支持者です。グレタがメディアの寵児である一方で、ソーフはメディアの目の敵。彼女のYouTubeチャンネルは削除され、かつては積極的に彼女を攻撃していたメディアも、今では一切彼女の存在に触れることはありません。

画像3

そんな彼女がグレタとその支持者に向けたビデオメッセージが傑作だと話題になっていたので、日本語字幕をつけてみました。

※この動画をViemoにアップロードした所、1日も経たないうちにアカウントが停止されてしまいました。仕方なくYouTubeにアップロードにしましたが、今度はnoteの記事にどうしても埋め込むことができませんでした。ニコニコ動画でも削除されてしまった場合は、不便ですがYouTubeのサイトを開いてご覧になって下さい。
https://youtu.be/fwh_PFoSyxs

動画内で参照されている情報のソースを以下にリンクしておきます:

インドのトイレ問題
デリーで「公衆トイレで用を足せ。お金を払ってもいい」と言った男が撲殺される
パリ協定の結果:壊滅的な経済負担の割に環境への効果はほぼゼロ
パリ協定の裏で貧しい国への気候変動対策資金援助が遅れている
温暖化が直撃する国に資金が来ない 「気候変動とカネ」の厳しい現実
資源の枯渇が社会成長を終わらせる
予測に大失敗:国連の73の気候モデルと実際の計測値
気候モデルは地球温暖化をオーバーに予測している?

字幕ではマイルドな表現になっていますが、英語では下ネタや14歳らしからぬ凝った皮肉が満載で、まさにソーフのキャラクターはヒットガールを彷彿とさせるのですが、「globalized policymaking also known as placing your tender little butt cheeks on a platter before UN politicians who now get to decide if you a resident of Alabama are allowed to use straws」という下りの「アラバマの住民は麦わらの使用が許される」とは何の揶揄なのか、私には全くわかりませんでした。アラバマ州では先進国で最悪の貧困が発生していて、国連の査察が入ったほどだといいますが、そのことと関係しているのでしょうか。

一部では彼女のあまりに大人びた言動から、「どうせ親に台詞を言わされているんでしょ」という声も上がっていますが、どうやらそうではなさそうです。アレックス・ジョーンズの番組に出演した彼女は、両親が民主党支持者であることを明かしています。

またインタビューの受け答えからも、ソーフは自分の意見を持って、自分の頭で考えて受け答えしていることがわかります。それはソーフのことをよく観察してきた多くの人々の一致した見解であるようです。

一方でグレタは台本にない質問には答えたくない様子です。

とはいっても、この記事はグレタがグローバリストの操り人形である事実を指摘して、批判することが目的ではありません。大人が子供を叩いている姿は情けないものであり、それではソーフを叩いていたBuzzFeedなどのグローバリスト・メディアと同じになってしまいます。

しかし今回のグレタ・トゥーンベリ現象で興味深かったのは、普段はメディアの洗脳に警戒し、隠蔽体質や偏向報道を嘆いているはずの人々ですら、あっさりとグレタ劇場に翻弄され、手放しで称賛を送っている姿でした。子供に泣かれたり、子供に叱られたりすることに大人は弱いからでしょうか?国連に対する権威信仰がいまだ根強いのでしょうか?日常生活に追われ、環境問題へ十分な関心を払えないことからくる羞恥心や罪悪感からでしょうか?見出しに踊らされ、事実関係を確認しなかったからでしょうか?グレタを裏で操っている人々は、このような私たち大人に共通する行動心理を狡猾に計算ずくであったのでしょう。グレタをただ称賛してみても、躍起になって批判してみても、環境問題の解決には全くつながりません。私たち大人がもっとしっかりしなくてはいけないことは確かです。

グレタの主張 VS ソーフの主張は、言い換えれば、「グローバリストの陽動作戦 VS 超優秀な中学生の自由研究」といったところでしょうか。明らかにソーフの方に軍配が上がるものの、どちらの主張にも事実が含まれており、どちらの主張にも欠落している視点があります。ここで本当の大人の意見に耳を傾けてみましょう。

コーリー・グッドもおすすめの気象YouTubeチャンネルSuspicious0bserversが「グレタとAOC(アレクサンドリア・オカシオコルテス)が知らない気候に関する4つの重要な数字」と題する動画を公開しています。以下に要約します。:

画像4

ほとんどの人は知らないが、気候について議論をする上で重要な4つの数がある。

画像5

『3』
2022年のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の公式報告書が出るまであと3年。太陽粒子を放射強制力に考慮した初の報告書になる。これは町に溢れた(気候変動運動)過激派たちの世界の終末時計みたいなものだ。その時には国連の報告書が違った側面を見せ始めるだろう。

画像6

『2』
太陽粒子強制力のデータセットが公表されて2年になる。いくつもの研究がすでにそれを使って既知の太陽と気候の相関性を精緻化し、さらに有り余るほどの新たな相関性を発見している。

画像7

『1』
世界気象機関(WMO)の事務局長による1つの明確な声明。彼はその発言によって叱責を受けて「それでも気候変動対策の取り組みはとても重要」と付け加えたものの、前言は撤回しなかった。その発言とは、「過激派が自分たちの極端な主張や行動主義を実証するために、都合の良い科学レポートだけを選び取っている。」というもの。グレタ、AOC(オカシオコルテス)、彼は君たちに向けて言っているんだよ。

画像8

『0』
ゼロ。人間活動が温暖化の原因だとする研究には、太陽粒子強制力を考慮に入れたものが一つもない。ほとんどの科学者達は太陽粒子のデータを使用しないことを選択してきた。それが必要になる2022年になるまでは。しかしそれを考慮してきた科学者たちは太陽粒子こそ一番の強制力であることに気づいている。なぜIPCCが2022年にこれが明らかになることを許すことにしたのか、また現在科学界では何が起きていて、これから何が起きようとしているのか、そして気候変動の本当のところについては、全て私たちの動画『Climate Forcing』で紹介している。

画像10

忘れないようにしよう。環境汚染は確かに酷い。気候変動とは無関係の多くの理由で。その大部分の汚染源がどこなのか忘れないように。3割以上の大気汚染とプラスチックごみは中国とインドが生んでいる。

画像10

これが先進国の生産性を滞らせており、中国は2位と2倍の差をつけて二酸化炭素を排出している。

グレタとソーフの双方に欠けていた視点とは、太陽活動や宇宙線が気候に及ぼす影響です。このことが遅くとも2022年には隠しようのない事実として公表されることになるだろうと、Suspicious0bserversのベン・デイヴィッドソンは指摘しているのです。

環境汚染と気候変動は別の話であり、両者を混同して伝えることで本当の問題から大衆の関心をそらす意図というものが存在しているということでもあります。

世界気象機関のベッテリ・ターラス事務局長が断固とした態度で、グレタ現象やオカシオコルテスのグリーンニューディールに釘を刺した発言については、東京大学公共政策大学院の有馬純教授が詳細に報じているので一読をお勧めします。

今回の記事はこれで終わります。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

37
記事の無断転載・転用はご遠慮下さい。記事のシェアは大歓迎。記事のURLを含む部分的な引用であればOKです。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。