「Another Side Of Takuro 25」に寄せて

フォーライフ・レコードから吉田拓郎のベストアルバムが出た。
それも吉田拓郎選が自分で曲を選んで全曲吉田拓郎の解説付きで。写真は写真家タムジンこと田村仁さんの未発表の写真集(60ページ)も付いて来る。コレは欲しい！

ファン心理としては「即買い、即決！」のベストアルバムなのだ。
なのだけれど…

僕はこのベストアルバムに少し？と思った事を書きたい。

元ネタはもちろんコレだろうね。

ジャケットの質感は「元気です」
「伽草子」の感じ？
コレはいい。

Disc 1 

Disc 2 

選曲は所属したエレック、ソニー、フォーライフ、今のエイベックスから選んでいると言うが、エレック時代からは「どうしてこんなに悲しいのだろう」だけか。
フォーライフ・レコード主導の企画だから仕方ないか。

しかし、「吉田拓郎」というキャリアを2枚組くらいで総括など土台無理な話で。
どうしてもファンからしたらあの曲もこの曲も入れて欲しかったという思いが否めないのだ。
言いたくは無いが吉田拓郎イコール○○という曲は意図的に外されてるしね。

僕は個人的にはこの手のベストアルバムよりも「ライブ'73」の完全盤とかを出して欲しいんだけどな。
後、いっぱいライブ音源は有るだろうからディランのブートレグシリーズみたいなの吉田拓郎でやって欲しい

LIVE'73
完全盤！乞う発売期待！

「吉田拓郎」のライブアーティストとしてのキャリアは終わった？が誰かが所有してるであろう、
膨大なアーカイブを出し惜しみせずに出して欲しい。
「吉田拓郎」という名前が時代の川に流され、忘れられる前に。