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R.I.P. 鮎川誠さん

憧れのギタリスト、鮎川誠さんが亡くなった。
え?嘘だと思ったよ、そう、あの清志郎の時と同じように。
昨年、膵臓がんの余命宣告を受けていたらしい。
それでもメンバーにも知らせずシーナ&ロケッツをライブをやり続けた。何故?自分の身体より鮎川さんはギターを弾く事を選んだのか?
それは「生きる事」だから。
鮎川さんにとってギターを弾くイコール生きる事だからだ。
シーナ&ロケッツというバンドが好きだったから。
シーナさんにギターを弾いてる自分を見せたかったから…ではないかな?


鮎川誠 ロンドンセッション

ところで2023年になってビッグネームが次々と亡くなったよね。
ロック界の三大ギタリストの1人、ジェフ・ベック。
そして我が日本のYMOで一世を風靡した高橋幸宏。
とどめが鮎川誠ってもう洒落にならない。
やっぱり清志郎が唄ってたように『役たたずの神様』には腹が立つ。

Jeff Beck
高橋幸宏


鮎川誠

鮎川誠…一目惚れだった。
ギターを構えた姿が本当にカッコいい人だった。
エレキギターがあんなに似合う日本人を初めて見た。
めんたいロックの始祖と言われたバンド「サンハウス」
愛妻、シーナをボーカリストにして成功した「シーナ&ロケッツ」
日本のロックを引っ張り続けたのは貴方だった。
日本のロックにはルーツが無いと僕は思う。
だけど鮎川さんたちがそのルーツを作ってくれると思っていた。
鮎川さんはいなくなったが、蒔いた種はきっと芽を出して花が咲くと信じてる。

感謝。
貴方が教えてくれたロックンロールを抱きしめて僕らは生きる。
死ぬまで生きる。

ホラ吹きイナズマ




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