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岩崎ひろきのクワイア発声練習を岩崎ひろきが解説する

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クワイア実験室「アルカ」は自由に遊ばせてもらっている。

僕の頭の中はいつも忙しくて、発声練習ネタを次から次に思いついてしまうのだが、通常のクワイアレッスンで毎回試すわけにもいかない。

けど、アルカは「実験である」ということを公言している。だから、好き勝手やれる。余計にいろんなことを思いついてしまう。

今日はアルカの発声練習ネタの狙いを自分で解説してみようと思う。

遊んでるようで、どれも狙いがちゃんとあるのだ。

(ちなみに、クワイア指導中にはあえて全てを説明しないようにしている。説明しきらない方が、10の効果を見込めるエクササイズから100を学ぶ可能性があると思っているからだ。)

1「お願いだよお」

https://youtu.be/ZdXsNQZO_eI?t=4s

「困ったように、犬の鳴き声」をすると、声帯が薄く引き伸ばされるという意見がある。「クウーン」といった感じだ。ソプラノ歌手などがよく愛用する練習方法だ。

「困ったように」だと、なんだかネガティブイメージがあるので、僕はグループレッスンでは違うイメージワードがいいと思っている。

「懇願するように」「欲しがるように」などのイメージワードがそれに当たる。

「欲しがるように」系は無意識に身体のサポートを巻き込む(これは良かれ悪彼なのだが)。だから声は出る。

声帯がほどほどに引き伸ばされた、かつサポートのある音色が出る。柔らかい音色が出やすいのだ。喉詰まりも解消してくれることだろう。

2「馬の首」

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