音楽的な会話
岩崎ひろきです。小コラム。
...
妻のマオとの散歩中の会話。
岩崎「ねえマオ、気づいたんだけど、音楽的な話し方ってあると思うんだよ」
マオ「ミュージカルみたいな?」
岩崎「いや、違う。歌う、とかじゃなくて、なんとなく、言いたいことはよくわかんないし、ぶっちゃけ中身ないんだけど、なんとなーく聞いてられる話し方」
マオ「あー。BGMみたいに聞き流せる話?」
岩崎「そうそう、BGMのように、聴き流すような、話し方」
岩崎「でこれはね、音楽的な話し方をすべきとか、そういう話ではないんだ」
マオ「どういうこと?」
岩崎「音楽として話をしているのに、相手が真面目に受け取っちゃうと、まずいじゃん。つまり、聞き手が、【この人の話はBGMとして受け取ろう】ていう聞き手としての態度を選択肢として持っておくべきってことなんだ」
マオ「??」
岩崎「ほら、Sさんの話ってさ、中身ないよねー、とかってよく話すじゃん。あれあれ。中身なくていいんだよ。だってBGMとして聞くべき話なんだから。だから、話し手の問題じゃなくて、聞き手の問題なんだ、これは」
マオ「...えっと、よくわからないんだけど、ひろきのこの話もBGMとして受け取っていいのかな?」
岩崎「...(よくわかってるじゃないか)」
ここからは自由に値段を設定して投げ銭することができます^^