クワイア指導はテキトーなほどいい
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またちょっと攻めたタイトルにしてみた。
「テキトーにやっときゃいい」とはなんとも暴力的な意見に思えるが、でもこれはある種の真実をついていると思う。
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僕はどこか理屈っぽいところがある。
というか、理屈っぽく、あれこれクワイア音楽を分析することに命をかけて、「岩崎ひろき」というディレクター像 / ボイストレーナー像を作り上げてきた。
おかげで歌声をちょっと聞けば、喉の中が透けて見えるような気持ちになる。対処法も一瞬で浮かぶ。
ゴスペルのフレーズを聴けば、
母音がどうなっているか?声帯の厚さはどうなっているか?喉頭(こうとう)の位置はどうなっているか?仮声帯(かせいたい)は?軟口蓋(なんこうがい)は?舌は?身体のサポートはどうか?,,,こんなことを一瞬のうちに思考する。
,,,でも、これを生徒に伝えたところで、生徒の感受性センサーは途端に感度が悪くなる。
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