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安かろうは悪かろう？そんな常識を変えたいイシイの”オーガニックミートボール”への挑戦！

石井食品

イシイの看板商品「イシイのおべんとクン ミートボール」。
この商品は、もともと佃煮の会社として立ち上がったイシイが、1970年代に手がけ始めた洋食・中華関連惣菜のひとつです。初めはトマト味じゃなかったんですよ。

そんなミートボールが生まれてもう47年。
長い歴史を持つこのミートボールも、少しずつ進化を遂げています。
今日は、昨年九州エリアに期間限定で登場し、現在は関東地方でも提供を始めているイシイの「オーガニックミートボール」について、開発への想いをお伝えします。

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オーガニックって何？リーダー的存在のイタリア・アルチェネロ社と連携

アルチェネロという会社の名前を聞いたことがありますか？
イタリアで1978年に生まれた、300種類以上のオーガニック食材を生産している、オーガニック界のトップを走る団体です。日本でもオリーブオイルやパスタ、トマトペーストなどが販売されています。

「オーガニックだから食べるのではなく、食べたらおいしいオーガニックだった」、それがアルチェネロです。 *日仏貿易株式会社 HPより

環境問題などの意識が高いヨーロッパでは、こんな風に言われるほどお馴染みの名前です。

このアルチェネロの農家が生産した無農薬・有機栽培のオーガニックトマトペーストを使用し、2020年9月から佐賀県唐津市にあるイシイの工場でミートボールの生産が始まりました。

その時は期間限定。たったの3ヶ月だけの提供で終了しました。

ミートボールオーガニックトマト使用2008_佐賀県産_表

期間限定だった理由。それはトマトが受注生産となるからです。
イシイがお願いしてからアルチェネロの農家さんたちは種をまき始めるのです。

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その他にも…

アルチェネロのトマトでイシイの味が再現できるのか？
お客様に受け入れていただけるのか？コストは大丈夫か？

さまざまな検証を進めるためには、準備の時間が必要でした。

そんな期間を乗り越え、今年から関東エリアでも少しずつこのパッケージのミートボールが登場しています！見かけて下さった方もいるのではないでしょうか？Twitterでもお声をいただくことも増えて嬉しいです。

実は前途多難なスタート？お客様はオーガニックを求めているのか

九州エリアに登場し始めた頃のお客様の反応は…実はさほど大きいものではありませんでした。

「オーガニックトマトになってすごい！」というようなお声は案外少なかったんです。

「うちのお客様はそこまで求めてないと思うよ」
「加工品コーナーにオーガニックって求めているかな？」

そんなお声も聞こえてきました。

こんなスタートでしたが、九州には日本で一番「有機（オーガニック）栽培に取り組んでいる農家さんが多い」と言われている熊本県の山都町（やまとちょう）があることからも、気にしてくださる方も出てきたのが励みになりました。

イタリア産オーガニックトマト(2)

美味しいものを選んでいたら、いつの間にか環境につながる

販売店さんには「イシイさん、オーガニックのミートボールを作っちゃうなんて…いつか値上げするよね？」と聞かれることもありました。

オーガニックトマトペーストを使ったミートボールは一切値上げをしていません。

商品作りを行う工場のスタッフの試行錯誤のおかげで、今までと同じ値段で、今までと同じ味を極力再現しています。

いつもの値段で、いつものミートボール。
楽だからミートボール。
美味しいからミートボール。

こんな風に自然に選んだ食べ物が、将来の環境保全など子どもの世代までつながるSDGs（エスディージーズ）な取り組みにつながる。

なんだか素敵なことではありませんか？

2021夏_石井食品ミートボール

環境保全と美味しさの実現のため、ぜひ応援してください！

アルチェネロの有機トマトペーストを使用したミートボールは、まだ全国どこでもお求めいただける状態ではありません。関東・九州を中心に展開中です。

お手に取った方は、ぜひTwitterやInstagramでご感想を教えてください。
「いつも通りだった！」「気づかなかった！」それも褒め言葉です（笑）

みなさんのお声をお待ちしております。