プロンプトを工夫して、NotionAIとChatGPTの資料作成が超便利
自己紹介
西野翠 商品開発本部/dip Robotics マネージャー
2019年中途入社。2020年に全社DXカケザンプロジェクトの実務リーダーを担当。2021年からマネージャーとして、全社業務改善・DX・AI活用プロジェクトの企画推進PM、PMOに従事。
お嬢シスと呼ばれています。
DX magazine powered by dip
編集長。ピアノ歴28年、記事の執筆、画像・挿絵・イラスト・漫画制作などをこなすマルチクリエイターとしても活動。
もっと楽しく働ける!まんがでわかる!「dipメソッド」
編集長兼ライター兼漫画家
NotionAIとChatGPT Plusを使ってみて
使用したツール名:NotionAI、ChatGPT Plus
Notion AI | Now with Q&A
有料無料どちらなの:有料
料金形態:NotionAIは月8ドル、GPTは月20ドル
生成AIの種類:NotionAIでテキスト生成、GPTで画像生成
資料作成における課題をどうやって解決したか
私達の所属する商品開発本部の業務課題アンケートをとったところ、ダントツで「資料作成が辛い」という意見が多く寄せられました。みんな、きれいで長い資料を時間をかけてつくっていたんです。
そこで、生成AIを使って圧倒的に資料作成の工数を削減できないか、と思いました。
作成にあたっては、稟議を通すプロであるCIO鈴木さんの作った資料作成メソッドをもとに、NotionAIにわたすプロンプトはNotionさんと一緒に作り上げ、大変満足のいくものが出来上がりました。
資料作成メソッドの使い方
企画書のフォーマットを表形式で埋める
フォーマットをもとにNotionAIがトーク原稿、スライド資料の台割、下書きを作成する
スライドにコピペ
スライドの挿絵はChatGPTに作ってもらう
使ってみてどうだったか?
資料作成において私が重要視するのは「内容について深く考えられている」「何が言いたいのか、短い時間でもわかる」の2点です。
きれいな資料でも、長くてわかりにくかったら伝わらず、意味がありません。
今回の取り組みで、下記の2点が解決されました。
資料作成者のスライド作成の工数が減り、考える時間が増える
今回の取り組みでは、スライド作成に力を割く必要はほぼなくなり、要点やロジックを考えることに多くの時間を使えます。
決裁者が長くてよくわからないプレゼンを聞かなくてよくなる
AIにテンプレをもとに台割を作ってもらうので、ページ数や説明の流れが統一され、話を聞く決裁者の負担も減らすことができます。
今後の展開
今回、プレゼントークと資料の下書きを生成AIによって作ることに成功しました。この取り組みは商品開発本部だけでなく、営業企画部門にも展開していく予定です。
正直言ってかなりのクオリティになったので、もはや商品開発本部内ではNotionだけで決裁をしてもらうことが可能になりました。
ただ、現時点では、執行役員会議などにはプレゼン資料の提出が必須となっているので、イルシルのような、シナリオとテンプレを放り込んだらAIが資料を作ってくれるサービスとの接続にもチャレンジしたいと思っています。
今後も頑張ります💓
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