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DX事業本部エンジニア組織について(2022年12月版)

DXが発足し丸4年が経とうとしておりますが、カジュアル面談をする中で、まだまだ「ディップ=バイトル・求人サービスの企業」のイメージを持っている方が多い印象があります。
この記事では、改めて2022年12月のタイミングにおけるDX事業のエンジニア組織についてアップデートしたいと思います。

組織を事業フェーズに併せてストイックに変革

以前(2021年9月掲載)ご紹介した際には上流工程を担うPMも、実際に開発するエンジニアも「プロダクト統括部」に所属しておりましたが、現在は下記のような組織構成となっています。
こちらの記事でも紹介しているように、事業フェーズに併せて課題を解決するために組織の枠組み自体を大きく変え続けている事業本部といえます。

2022年12月現在の組織構成

また、今回ご紹介する「エンジニア」については、前回の記事とわかりやすく比較するためにPMとエンジニアを含めてお話させていただきたいと思います。
まず、この1年については退職者もあり、前年比ほぼ同等となっています。※人数には業務委託の方は含まれておりません。

エンジニア数の推移

役割構成については、この1年で各メンバーの適正・強みを見てエンジニアからインフラ担当やデータチーム、PMM(ビジネスサイド)への移籍なども積極的に実施したことで、かなり比率が変わりました。

役割構成比

メンバーの過去在籍していた企業については、前年よりSIer・システム開発出身者が徐々に増えています(34.6%→49%)。やはり前職では関われなかった自社サービスとして「社会貢献性の大きいプロダクトに携わりたい」「よりユーザーが使いやすく、満足するプロダクト開発がしたい」と共感してくれたメンバーがジョインしてくれています。

前職種別構成比

「中小企業様の課題解決がしたい」とビジョンに共感してくれた中途メンバーが組織の中心

ディップ全体では新卒比率78%、新卒の割合が高い会社となります。しかし、DX事業本部のエンジニア組織は2019年事業発足から新規事業としてのミッションに共感してくれた中途入社のメンバーが80%以上を占めています。

中途新卒構成比

年齢構成は昨年からミドルマネジメント経験のある40代のジョインも増えてきており(31.3%→37%)、どの年代もバランスよく所属されてきたのではないでしょうか(ディップ全体では20代が62%を占めています)。

年齢層別構成比

また、この1年間で30代・40代のPM経験豊富な女性陣が多くジョインしてくれるようになり(18.8%→24%)、ディップの働きやすさと相まって、存分に力を発揮してくれているのではないでしょうか。
産休育休取得率100%

男女構成比

「プロダクト最速提供&品質向上の徹底をめざす」組織・役割

役割や職種、等級のレイヤーについても1年で昇格をした方がいたり、採用も進みハイレイヤーの中途も増え始めたことでE1/P1以上の比率も高くなってきています(46.9%→58%)。
※ディップの人事制度において、管理職(課長級)等級はE職P職に区分され、いわゆる組織マネージメントを課す課長職をP職と表現しています。(そのためレイヤーとしてはE1とP1は同等級となりますが、求められるミッションが異なります。)

等級別構成比

お客様のDXは導入いただくことがゴールではなく、どのようにお客様の業務にて使われつづけ、さらにプロダクトの価値を上げつづけられるかが重要です。単にリリースが目的となる目先のプロジェクト化ではなく、永続的にお客様の課題を解決しつづけプロダクトのバリューを上げ続けることを、個々が自分ごととして意識し実行できるエンジニア組織へ成熟できるか。

メンバーの成長を考え、メンバーひとりひとりの経験値やスキルセットの強みを最大限活かしてミッションに集中できるように、必要となる役割をしっかり採用・配置しています。その上で、外部パートナーと共に最速でプロダクトバリューをあげ、品質向上や仕組み化を徹底できる組織形成を目指しています。
上記を達成するために、是非とも共に新しい事業モデル・組織を作り出したいとの想いを持ったメンバーに入っていただきたいです。

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