お金を出してまでやりたいこと
その名もバンジージャンプ
人生で2回ほど飛んだことがある。
しかも、そこそこお高い価格である。
大抵の友人たちは口を揃えて、なぜお金を払ってまで怖い思いをして飛びたいのかと聞いてくる。
気持ちいいの
それ以上言ったらドン引きされちゃうなと思うから控えてるけど、でも本当は
あのドキドキ感を楽しんでいるんだ。
飛ぶまでのドキドキが長ければ長いほど、一歩出る前の なんで来ちゃったんたんだろう
という後悔の嵐。無理無理という気持ちで泣きたくなる。
ね、そこまでしてやるの?って思うよね、普通は。
この後、ドキドキがこれ以上来ませんよってとこまで心拍数が上がって、口から心臓が出てきちゃうぐらいになって、半分投げやりで何もかもを捨てて飛んだ後に押し寄せてくるあの清々しさ、心地よい風、とどめなく溢れてくる満足感。
ほんの数分の時間の中で、ぐちゃぐちゃに入り混じったあの不思議な体感ができたことがバンジーに魅了されているひとつなのだと思う。
だからってバンジージャンプをしたから人生観変わりましたってことも、なんでもチャレンジできそうみたいな気持ちもないんだけど。でもまたどこかに飛びに行くんだろうな、わたし。
刺激とドキドキと気持ちよさを求めて。
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