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墨で鳥-水墨画練習帳

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水墨画、特に鳥の絵の記事の収納マガジンです。
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#ニシコクマルガラス

墨で深山 vs. 西黒丸…鴉

はい、今年もやります、墨で鳥! 先日「私の描いたカフカ(ニシコクマルガラス)をミヤマガラスと言う輩が…」などと愚痴りましたが、私にはそんな偉そうな口を利く権利は全くございません。未だにニシコクマルガラス以外のカラスは皆同じに見えてしまうくらいで。 もう20年ほど前の話ですが、チェコ語にはカラスを表す言葉に「havran」と「vrána」があることを知り、「なんか違うの?」と聞いたところ「havranのほうが大きいんだよ」と適当な説明をされた記憶があります。以来「大きいカラス

今年もやってたんです、墨で鳥 / ニシコクマルガラス・リベンジ

水墨画での鳥の絵の習作をお見せするシリーズ「墨で鳥」。 年始には「今年もやります」なんて記事を書きましたが 五月にアオサギ先輩をお披露目して以来、noteには全然「墨で鳥」、登場させていませんでした。 お見せしてもしょうがないようなものしか出来てなくて。 しかし、今年ももう11月。 年末年始なんて、サラっとやって来てしまうんだろうな、このままじゃいかん、と思いまして。 今年一年間、水墨以外の技法で描きまくっていたニシコクマルガラス、再挑戦しました。 こちらです。

今年も続きます、墨で鳥 ー 君は誰だ

しばらくnoteには載せていなかった気がしますが、水墨画(墨絵)も墨絵教室の仕事も楽しく続けています。 去年の1月から、水墨画でも特に鳥をモチーフにしたものが多くなってきたのでマガジンにまとめてあります。 それまではほぼ鳥知識ゼロ。しかしモチーフとして鳥を探したり、鳥同盟の長から鳥のお話をたくさん聞いたりしていたらこの一年で私の中の鳥に関する知識はかなりの成長を遂げました(とは言えまだまだ知らないことはたくさんあります。) 最初に鳥の種類を意識して描いたのがアオサギだっ