DYGLの「Acervation」:日本人バンドが作る洋楽サウンドの集大成
DYGL(デイグロー)は、日本のインディーロックバンドで、その音楽はしばしば洋楽と錯覚させるほどのクオリティとスタイルを持っています。
本当にかっこいい。
今回は、彼らの楽曲「Acervation」を取り上げ、この曲がなぜ洋楽と感じさせるのか、私なりの解説します。
DYGLとは?
DYGLは、2012年に結成された日本のインディーロックバンドで、メンバーは長谷川カオナシ(ボーカル・ギター)、加藤隆志(ギター)、西村幹也(ベース)、柳井良太(ドラム)の4人で構成されています。彼らの音楽は、ザ・ストロークスやザ・リバティーンズなどの影響を受け、英語の歌詞と独特のサウンドで注目を集めています。
「Acervation」の魅力
「Acervation」は、DYGLの楽曲の中でも特に洋楽と錯覚させる一曲です。初めて聴く人がこのバンドを日本人と知らなければ、アメリカやイギリスのバンドだと思ってしまうことでしょう。
初めて聞いた時、「すげぇ」って思いました。
その理由は、曲の構成とリフレイン(洋楽版)にあると考えます。
1. 英語の歌詞と発音
DYGLの楽曲は全て英語で歌われており、そもそもその発音も非常に自然です。渡米経験あるんだっけ?
特に「Acervation」では、ボーカルの長谷川カオナシの発音が流暢で、ネイティブスピーカーと聞き違えるほどです。このため、リスナーは無意識に洋楽だと感じるのです。
2. リフレインメインの構成
「Acervation」は、リフレインメインの構成が特徴です。リフレインとは、繰り返し使われるフレーズやメロディのことを指し、特にポップスやロックでは効果的な手法です。この曲では、キャッチーなリフレインが何度も繰り返されることで、聴き手の記憶に残りやすくなっています。洋楽のポップスやロックでも多用される手法であり、この点が「Acervation」を洋楽と感じさせる一因となっています。
ギターロックだとリフレインは割と一般的なんですが、洋楽っぽいリフレインとなるとそれはそれでまた通常のリフレインと異なっていて、、ACDCのようなイフレインはやはり洋楽にしか作れないんじゃないかと考えています。
日本音楽で表現されるリフレインはどこかメロディアスすぎて、展開がしっかりしすぎていて、やはりどうしても日本ぽさから離れられていないように感じています。
リフレインを繰り返すにつれてパワーが増すような、哀愁が増すような、そんな効果を持ったのがリフレイン(洋楽版)と思います。
自分でも何いってるかわからなくなってきた。
3. 国際的なプロデュース
DYGLは、海外のプロデューサーと協力して楽曲を制作することが多く、その結果、音楽のクオリティやサウンドプロダクションが国際的な水準に達しています。「Acervation」もその一例であり、プロフェッショナルな仕上がりが洋楽と錯覚させる要因となっています。
まとめ
DYGLの「Acervation」は、日本人バンドが作り出したとは思えないほどの洋楽的なサウンドを持つ楽曲です。英語の歌詞と発音、リフレインメインの構成、そして国際的なプロデュースが、この曲を特別なものにしています。
数十年後、ACDCみたいになってないかな、と期待してます。
DYGLの音楽をまだ聴いたことがない方は、ぜひ「Acervation」を聴いて、その魅力を体感してください。
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