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カシミヤを着ませんか。

着心地が良い。
上品に着るもの。
繊細。
高級素材。

カシミヤにそんなイメージを持っていませんか。
それ、当たっているところもあるけどちょっと違っているところもあります。

ここ数年で世間(特に服好きの間)でのカシミヤに対する評価、信頼が爆上がりしているような気がしています。
かくいう自分もそのひとり。
はじめてのカシミヤを手にしたのは割と最近で、多分3~4年前。
今思えば「遅すぎた」とまず後悔の念が浮かび、続いて「知れて良かった」と安堵する。
そんな気持ちです。

服を見て、選んで、仕入れて、売るのが仕事なので、当然多くのブランドの展示会にお伺いします。
ふと気が付くと、AWのコレクションでカシミヤのニットを提案するところが増えていました。
そうでないブランドの方が少ないくらいかもしれない。
自分が信頼する方々がこぞって提案しているとなると、どうしたって気になります。
「価格」と「繊細そう」という部分が引っかかって、何となく手を出せずにいましたが、とにかく買ってみる事にしたのです。

カシミヤという素材の事は、僕の持っている知識程度なら誰でもすぐに調べて得る事ができるので、実際に日常的にカシミヤを着ている感想をお伝えします。

あくまでも僕個人の感想ですので、一般的なカシミヤの特性の認識とは異なる部分があるかもしれませんが、それがリアル。

当然ながらまず着心地がホント最高に良いです。(語彙力…)
滑らかで、軽くて、暖かい。
みんなハマるのが納得です。(自分も立て続けに買いました。次の冬も一枚買うつもり)

加えて他素材のニットよりも、温度調整に優れている印象です。
そこまで気温が下がらない時期に着ても、暑すぎないし、蒸れたりもしない。
タンクトップとか半袖TEEに重ねてカシミヤを肌にダイレクトに感じるのは、秋と春にカシミヤを着る事の醍醐味です。

もちろん冬はしっかりと暖かい。
そこまで厚手じゃなくても暖かいので、インナーとしてもすっきりと着られて重宝します。
カシミヤの上にゆったりとしたシャツを重ねる。
そんなスタイルが好きです。

意外とフランクな付き合い方ができる事も驚きでした。
クリーニングに関しては人それぞれで、洗濯機で洗っちゃうという方もいたりもしますが、僕はやはり専門店さんに頼んでいます。
でもそれってウールや他のニットでも同様で、少しの手間暇は洋服を長く楽しむには不可欠な事です。(ちなみに非常に信頼のできるクリーニング屋さんをご紹介可能)

ピリング、毛玉はあまり気になりません。
着続けるうちにカシミヤ特有の表面の細くてふわふわとした毛羽がくるくると絡まって毛玉状になっては来ます。
けど、それすら魅力的に思えるほど圧倒的に素材の風合いが良い。

カシミヤを着るようになって、他の方が着ているニットがカシミヤだと、直ぐに分かるようになりました。
自分が乗っているのと同じ車種が目に付きやすくなるような感覚かもしれません。

シンプルなのに何故か雰囲気が良く見える場合は、大抵カシミヤを着ていらっしゃいますね。
ニット表面の質感が本当にカシミヤ独特なので、全然違って見えます。
ピリングができていたとしても、むしろそれが愛らしい。
だから僕もピリングが怖くなくなりました。
スウェット感覚で結構ラフに着ちゃってます。どうしても毛玉が嫌な方はニットブラシを使いましょう。

最後に、やはり値段については触れない訳にはいきませんよね。
希少な素材という事もあって、どうしても高価になってしまう事はいなめません。

でも、今回ご案内する BATONER の INNOCENT CASHMERE は、¥44,000 + tax。
税込みでも¥50,000アンダー。

良質なカシミヤヤギが育つ寒暖差の激しい地域から採取したカシミヤ原料から、均一なクオリティの部分のみを厳選して糸にし、編み立てたニット。
ナチュラルな光沢感と美しい発色性、雑味の無いカシミヤのピュアな風合いを感じられる上質なカシミヤニットです。

もちろん安いとは言いませんが、許容範囲ではないでしょうか。
今のご時世、このクオリティのカシミヤをこの値段で出せるのは驚異的です。

個人的には絶対に「買い」な一着だと思うし、僕も今年のカシミヤはこれにしようかな。

クルーネックとタートル。
カラー、サイズも妥協無くお選び頂けます。
ユニセックスの6サイズ展開。
男性も女性も、少しでもカシミヤが気になっていた方には心からおすすめいたします。

受注会でお待ちしております!

BATONER 23AW 受注会
2月23日(木)~26日(日)

DIMPLE
山形市飯田2-2-7
TEL 023-625-7366

info@dim-ple.com

https//www.dim-ple.com


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