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ビットコインを買うだけで資産運用成功している話

昨日Xにて、こんな投稿を見た。

「資産運用のほとんどは、ただビットコインに投資しているだけでいい。ほかの選択肢を選ぶ必要はない」

これは本当なのかどうか、少し胡散臭かったが実際のところここ数か月はまさに、ビットコインが最適解だったといえる。少なくともここ数か月は、だ。確かに、NISAが拡充したおかげで株や投資信託という手段も望ましいものに見えてくるときがある。しかし、気づいたときに株高だった、というのはどうにもおかしいとは思わないだろうか?

日本においては金融資産をどう動かすのかという点において、ただ一つ「節約」だけが最も効果的とされてきていた。それ以外の金融資産の扱い方をほとんど知らない。節約と消費、それだけしかお金の側面はないものだと考えられてきた。利率が高いから銀行口座に入れとけばある程度のお金が返ってくるとか、株に投資すればキャピタルゲインが得られるとか、なんだかんだまったくもってそういった知識を知らずに今まで生きてきて、ついここ最近その流れが変わってきたかのように思える。

20年まえから株式指数に投資していれば確かにどのタイミングでも儲かっていたわけだが、それはビットコインも同じである。しかもそのリターンレートは圧倒的にビットコインのほうがいい。これはこれまでの資産クラスにビットコインが並び、さらには追い抜いて将来的にゴールドのような資産クラスにのし上がる、と期待されているからともいえる。

もしもそのような期待がなければビットコインが数年でここまでのスケールをするのは難しいだろう。ここで重要なのが、ビットコインが将来的にアセットクラスとして認定できるのかどうかだ。そもそも、ビットコインが座ろうとしている席は、もともとゴールドというアセットクラスが占めていた。しかし、そこにIT革命がやってきて多くの人々が電子データをメインにやり取りする時代が来た。そこでビットコインがゴールドに代わるとかなんだとか言われているわけである。

さて、何度もこのことは考える必要がある。つまりは、ビットコインは将来性があるのかどうかだ。もしも将来性があるならもっと価格が上がってもおかしくはない。しかし、それがただのまがい物なら突然価値がなくなってもおかしくはない。そこらへんの判断が最も重要であり、最も外してはいけないところといえる。しかし、将来的に人間社会がどうなっていくのかはわからない。もしかすれば、ビットコインがなぜ必要なのかわからなくなるタイミングが来て価格暴落を起こすかもしれない。そんなことは多くのビットコインホルダーは考えないだろうが、可能性はゼロではない。

さて、今後も本当にビットコインが無駄な投資なのか、最高の投資なのかを探っていこうと思う。

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