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起業のゼロイチを組み立てる、進撃のWEEK#DAY2

戸村光さんの進撃のWEEK #DAY2のテーマは「ビジネスモデルの構築術、価値あるアイディアとは何か」



1.経営者の定義
2.戸村光のビジネスモデルの作り方から戦略まで
3.ビジネスモデルの使い方(ヒットするビジネスモデルとは)
4.本日の課題
5.感想


1.経営者の定義

経営者とは、収益を上げ、人類の発展に貢献する者。儲けるだけではなく、社会の役に立って初めて存在が許される。経営者の3大原則は、①社会の役に立つことを約束すること ②起業理念と事業が結びついていること ③収益を上げ、税金を納めること。一貫して感じるのは「人類の発展に貢献」という視座の高さです。その視座で自分の事業を見つめると、もっとできること、やれることがあるのでは無いかという想いが湧いてきます。

2.戸村光のビジネスモデルの作り方から戦略まで

理念:周りの人から幸せに サービス概要:シリコンバレーで留学生が簡単にインターンシップ先企業を見つけられるマッチングサービス それでどんな課題を解消するのか、なぜそれをするのか、なぜあなたがそれをするのか、なぜ今なのかを言語化していきます。戸村光さんの場合はシリコンバレーに来た学生と企業のマッチングをビジネスにしようと考えました。留学生がシリコンバレーにおいてインターンシップ、就職活動のハードルが高く、志高くシリコンバレーに集まるものの仕事にありつけず、帰国を余儀なくされている現状を見ていました。ご自身がシリコンバレーに駐在しコワーキングスペースに入居し、すでに400社のグローバルネットワーキングがあったことから、「周りの人から幸せに」の理念から、留学生と企業を繋ぐ、そして自身もマッチングすることで紹介料が得られるというビジネスモデルを構築されたのです。理念からペルソナを設定され、この場合は戸村さんご自身だったようです。自分に近い存在に価値提供をする、というのが味噌だと思いました。

これをどのように収益化したかというと、まず「SV-SHIP」というマッチングサイトを作られました。留学生が企業でのインターシップ、就職活動をする場合、必ずこのサイトを通る仕掛けをされ、シェアを獲得されていきます。さらに、企業価値を評価するコンテンツを強化していったところ大手企業の目にとまり、個別に契約が入っていった、ということです。

3.ビジネスモデルの使い方(ヒットするビジネスモデルとは)

戸村光をモデルケースに考えてみるとはいえ、多くの場合どのようにビジネスモデルを構築したら良いか迷うと思います。そこで教えていただいたのが、すでに海外で伸びているサービスを日本でやる、タイムマシーン経営というものです。例えば楽天はAmazonをモデルに、DeNAはイーベ!というサービスからヒントを得ています。海外の企業に詳しくなって、伸びているサービスを分析し、それを日本に持ち込んで提供することがヒットの秘訣だと戸村さんはおっしゃいます。しかし、いきなりそれはハードルが高い、ということで戸村光さんの会社では約1万社を超える企業を分析されています。そして、この進撃WEEKに参加した場合は、その200社の資料を提供していただけます。かなりお得です。


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4.本日の課題

私は医療コンサルタントして起業しています。理念は「国民が安心して医療サービスを受けることができる社会環境を守ること」。このために、医療機関が存続するために安定的な経営基盤をサポートするサービスを提供します。そのサービスは2つ。経営改革と医療事務スタッフの人財育成です。これをベースに、ペルソナの設定、将来性、収益性、成長性、優位性、継続性の観点から現状と課題をまとめました。また、なぜ私がそれをやるのかについてもしっかり可視化することに取り組みました。私はこれまで一般急性期の大病院に勤務しておりました。これから2025年問題以降、人口の縮小とともに「病院の在り方」「医療提供の在り方」は変化すると考えております。一方、平均寿命が伸びることを想定すると『予防医療』に思い切った舵切りが必要だと考えております。そしてコロナで世界は一変しました。国民の医療は街のクリニック、中小病院が支えています。医療を受ける場所はクリニックや病院ではなく、施設や自宅にシフトするでしょう。現状のクリニック、中小病院の院長はこのような状況変化に臨機応変に対応しつつ、経営戦略を立てていく必要があります。現場で医療をやる医師にとって、全てを担うのは難しいことです。そのような先生方のお力に少しでもなれればと考えております。そして、そこではたらく人々が生き生きとやり甲斐を持って働くこと、そんなお手伝いもできれば幸いです。


5.感想

志を持って起業したものの、ペルソナ設定、そこに対するサービス内容、その理由などを改めて整理してみると、いかに点になってしまっていたかということに気付かされます。私のような現場経験を生かして起業した場合、すでに知っているかのような錯覚に落ちりいます。2日目にしてかなり自分の課題が見えて来ました。そしてそして!なんと本日、戸村光さんとお会いする時間を頂戴できました。直接お話しを聞いてくださり、ご自身の本もくださいました。同じ戌年ということで親近感もグッと湧きました。明日から最終日まで頑張ります。

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