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ううじん(音楽の話)

初めての出会いは大学2年生の時だった。
「ポテかるっ」のCMの歌声を聴いて、ドキュンと来たのだ。

早速CD「おめでとう ありがとう」を買った。
癒された。「むりしない」と「また あした」が特に気に入った。

たいしたものは なにもないけど
おおげさなものも なにもない

むりしないよ むりしないよ
でもせいいっぱいやります
すきだから

(むりしない/ううじん)
また あした
今日は もう サヨナラする 時間だ
ゆっくり 眠ったら
また きれいに なって 逢いましょう

また あしたも ここに いたいよ
また あしたも きみと いたいよ
また あしたも こうして うたおうよ
いっしょに あそぼうよ

(また あした/ううじん)

現在は「ばぁちゃんのうた」が一番好きかもしれない。

深い深い夜には ひかりとなる
きみの声
「手の鳴る方へゆけ」
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こわいこわい朝には ポケットに
きみの声
握りしめてゆけ

(ばぁちゃんのうた/ううじん)

歌詞カードに平仮名が多い。聴いていると、確かに平仮名だな、と思う。あと、「ううじん」という名前は「植える人」という意味だそうだが、確かに植物が芽吹きそうな、優しいけれど生命力のある声だと思う。

本当に心がくたびれて、「悲劇のヒロインになりきって泣きまくってスッキリしよう!」みたいな乱暴な気持ちも通り越して、ただただ疲れきって呆然としてしまう時は、ううじんさんの歌を聴く。
癒しの最終手段とでも言おうか。

何もできず、ただただ回復を待つしかない時。
いつもお世話になっております。

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