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洗濯を「水」から考える

担当:あり

こんにちは
タイトルの通り、今回は洗濯(汚れが落ちる)について水の観点から考えていきたいと思います。

洗濯というと「洗剤」に目が行きがちですよね。
各企業CMなども積極的にしていますが、汚れが落ちやすい「水」ってどんな水なんでしょうか?

まず、なぜ洗濯をすると汚れは落ちるのでしょうか?
ざっくりの説明だと、洗剤などの界面活性剤を使い、
水と油(汚れ)が混ざりやすい状態を作ります。
そこに力(水流)などを加えることでものから汚れが落ちます。
めちゃくちゃざっくりなので詳しく知りたい方は自分で調べてください!

ここで重要になるのは界面活性力(水と油が混ざりやすい)と表面張力(ものの濡れやすさ)となります。

界面活性力が強いと油などの水嫌性が混ざりやすくなります。
つまり「汚れ」が水に馴染みやすくなります。
洗剤などに使われる界面活性剤は「親水性」と、油になじみやすい「親油性」の両方の性質をもっています。だから洗剤を使うと油汚れなどが落ちやすいですね。

表面張力は逆に弱い方が汚れは落ちやすいです。
水の表面張力はいわば水分子同士がお互いに引っ張り合ってい状態です。
その力が強いとモノは濡れにくくなります。ウールなどの繊維製のものを水面に乗せてもなかなか沈まないのは表面張力が強いためです。
また表面張力は温度が上がると低下します。
お湯の方が油汚れなどが落ちやすいのはこのためです。

つまり水の観点から洗濯を考えると

①界面活性力が高い水の方が汚れが落ちやすい
②表面張力が低い水の方が汚れが落ちやすい

といえます。
このような水を使えば洗剤の使用量を少なくしても洗い上がりが変わらないなどエコかつ経済的に洗濯ライフを過ごせるはずです。
間違いなく地球環境にも優しいでしょう。

ディレカを通した水は界面活性力が高く、表面張力が低い水になることが
わかっています。


詳しく知りたい方はぜひお問い合わせください。

それではまた来週〜!


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