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【映画】 猿の惑星 キングダム 

この記事では先日公開された猿の惑星シリーズ台10作目
猿の惑星 キングダム について語っていく。

猿の惑星シリーズ

今作について

監督:ウェス・ボール
脚本:ジョシュ・フリードマン
配給:20世紀スタジオ
公開日:2024年 5月 10日

2024年公開のアメリカ合衆国SF映画。SF映画『猿の惑星シリーズ』の第10作目で、リブートシリーズの第4作。『猿の惑星: 聖戦記』から約300年後の世界を舞台に、新たなサーガの始まりを描く

<あらすじ>
前作『猿の惑星: 聖戦記』で描かれた、シーザー率いる猿たちと人類の決戦から約300年後。猿たちが旅の果てに辿り着いたオアシスから猿の文明が誕生し繁栄するが、一方で人類は退化し野生化していた。
猿たちの王、プロキシマス・シーザーは、失われた人類の技術から作られた武器で武装し、先祖のシーザーの教えを歪め支配していた。一方若きチンパンジーのハンターのノアは、人間の中少女、メイとともに猿と人間の未来を決定するために旅に出る。

wikipediada参照

今作を見て

ここからが本記事の本題となる映画を見ての感想と筆者の考えを述べる

感想

この作品の見どころは『猿』である。
作品を通して猿が大量に登場するが猿個人個人に表情があり、毛並みや顔の皺まで鮮明に映し出されており、圧巻の映像美となっている。

過去作(創世記〜聖戦記)よりもより荒廃した地球を描いている為、美しい自然や望遠鏡で宇宙を見つめる時の猿の目などが特に美しく描かれている。

筆者の考え

ここまでは映画を見ての良い部分の感想を述べたが、ここからは筆者の趣味嗜好に基づいた見解を述べていく。

 猿の惑星シリーズの見どころとして一番なのは、
「猿と人間の立場の入れ替わりからくる恐怖」がまずある。
 1作目の1968年公開「猿の惑星」では未来の地球に不時着し作品の中でその恐怖を味わっていく。しかし旧5部作に比べ現行のシリーズではそれが薄くなっているように感じる。1作目であった人間の頭を開き脳を改造する描写や、檻に入れ観察する描写など、直接的な表現がより、猿の惑星らしさを引き立たせるのではないだろうか。

 現行のシリーズではそういった直接的は表現はほとんど無く、猿の戦いでは 殴る蹴るの描写はあるが被害を受けている側はあまり映らない。(わざと写していない説はある)こういった描写は万人受けしないのは確かだが、ファンからすると物足りないものになってしまうのではないだろうか。

筆者が猿の惑星キングダムを作るなら

自分が猿の惑星キングダムを作るなら以下のような流れにしようと思う。

①主人公達の村のシーン
②主人公達の村が襲われる ←ここまでは同じ
③ノアたちは敵猿の村に連行される
 敵猿の村には人間が捕まっていている (1作目の感じで)
 ここで主人公ノアは人間への扱いについて知るが、
 敵猿の人間に対する扱いに対して違和感を覚えることはない。
④敵猿の村で過去、猿との人間の立場が逆だったことを知る
⑤ここで場面は変わり、1970年代の地球に場面は変わり、ロケットが発射される

 ロケットが発射され映画は終わり、次回作に繋げていく。
今作では他にも人間が残っていることで続編を匂わせているが、これでは楽しみが少ないいように感じる。過去作のオマージュを含めながら終わっていくことで次回作への期待を高めていけるのではないだろうか。続編では1作目(1968年版)のストーリーへの繋がりを持たせ、その次回作では1作目を作り直していく。

まとめ

 今作では映像美が見どころなっておりストーリーも簡単な為、見やすい作品になっている。しかし、ファンや過去作から見てきた人には物足りないものとなってしまっているのではないだろうか。次回作に期待していきたい。


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