農大12日目 2023-10-26


トラクター枕打ち耕耘 先打ち耕

先打ちとは枕打ちの方法の一つ。先に4つ角を打っておくことで、あぜ際にロータリーをつける回数を減らすやり方。

あぜ際にロータリーを何度もつけるとあぜ際があぜがどんどん盛り上がってきて圃場全体が年々くぼんでいってしまう。

四つ角からこれから走行する方向とは逆方向に向けて打っておく

先打ちで打った場所は最後まできれいなように乗らないようにする。

先打ち

  • 基本的に隣接複合耕の隣接耕の開始位置は出口から遠い位置

  • 隣接耕を行うついでに近づいたときに4つ角を先に打っておく

  • 1周目と2周目は同じ打ち方

  • 隣接耕の最終行は最後に先打ちの場所に当たるので途中でやめて、反対側のあぜからかけてつなげる

  • 3週目だけやり方が異なる

3週目の方法

  1. 先打ちした場所に前輪が乗ったら緩やかにカーブを描くようにハンドルを切る
    大きく切りすぎない。ハンドルは一度切ったら固定する(内側が削れる)

  2. あぜ際に当たったら停止

  3. ハンドルをいっぱいに切ってわずかに後退

  4. ハンドルをあぜ際に沿うように合わせて前進し、ハンドルをゆっくりと戻しながらあぜ際に車体を合わせる

  5. 次の耕耘の位置まで車体を交代させる
    このとき、先打ちしてあるのであぜ際に下がりすぎる必要はない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?