高齢者も楽しんでスマホを学べる!デジタルデバイド対策とは
こんにちは。chiezoです。
今回は、山口県で実施されているデバイド対策について紹介します。
高齢の母と孫たちでグループLINEをしていたときの話です。
ばぁば:「これ、どうするんやった?」
孫:「ばぁば、同じこと何回も聞いてくるし。うける!これはねぇ・・・」
ばぁば:(かなり時間をかけて・・・スタンプ投稿!)
孫:「そういうとき、このスタンプ使わんよ?ばぁば、かわいいね~」
ばぁばと孫:あはは!!
スマホを使うのが苦手で、外出時も忘れていったばぁばでしたが、孫とのやり取りが楽しく、だんだんと使えるようになりました。
娘である私が教えるより、断然上達が早いから不思議です。
苦手なスマホやタブレットも、楽しく学べればきっと上達する・・かも!
高齢者のみなさんが、楽しくデジタルと触れ合える、そんな機会をご紹介します。
デジタルデバイドとは
デジタルデバイドとは、デジタルに慣れた人と不慣れな人とで、得られる情報に差が生じてしまうことです。
山口県でも「デジタルデバイド対策事業」として、いろんなイベントが開催されています。
昨年度から行われていて、市の広報やチラシで見かけた方もいらっしゃるかもしれませんね。
高齢者向け「eスポーツ」体験会(2023年1月~2月)
NTTドコモ主催。山陽小野田市で、操作が比較的簡単な対戦型ゲーム(ぷよぷよ、太鼓の達人)が開催されました。
「デジタルって難しくない!運動にもなるし、コミュニケーションもできる!」eスポーツを通して、そんな声があがっていました。
スマホで撮影し共有する体験イベント(2022年10月~11月)
KDDI主催。防府市の老人クラブの方にスマホで何をしたいかアンケートをすると「スマホで写真撮影して共有したい」という声が多かったので、その体験イベントを開催。
「これから、身近な友人に写真を送れる!」という感想がありました。
キャッシュレス決済体験教室(2022年10月~2023年2月)
ソフトバンク主催。
岩国市・柳井市・和木町・平生町・周防大島町のショッピングモールの駐車場等にて開催。お買い物ついでの立ち寄りもOKでした。
オンライン講習を受けられる機材を載せた車両内で講習を受けた後、キャッシュレス決済して実際に買い物を体験。
やってみると意外に簡単!という声もありました。
さらに、山口県の各市や町が主催となって行われたイベントもたくさん!
スマホ等のデジタルデバイス使い方講座
県内13市町で実施。
スマホ等の基本的な操作、SNSやYouTube、ネットショッピング、キャッシュレス決済、防災情報取得、健康アプリ、ホームページ作成、マイナンバーカード交付申請等の講座など。各市町で各々のスマホ教室が開催されました!
QRコードパンフレットデータ作成
高齢者が容易に必要な情報を取得できるQRコードパンフレットデータを作成。簡単に読み込めるから便利!と喜ばれていました。
スマホ購入補助金
自治体が行うスマホ教室を受講した高齢者のみなさんが、初めてスマートフォンを購入した場合の一部を補助。
デジタル活用サポーターの育成
地域の高齢者等のスマホ等の操作を指導したり、活用方法を支援したりするサポーターの育成。高齢者のデジタルサポーターもおられるようです。
2023年度の開催は?
2023年度も県内各市町で開催されるようですので、広報誌などご確認くださいね!
スマホを触ったことがない方。
今更聞くのも恥ずかしい…という方。
何度も同じことを質問してしまうかもと気にされている方。
全然問題ありません!
デジタルデバイド事業はそんな皆様のためにあります。
遊びに来られる感覚で、ぜひお友達もご一緒に行かれてはいかがでしょうか。