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VRChat内カフェ「喫茶はたご」で「VR華道教室」を開催しました!

2024年6月17日、弊社がVRChat上で運営している「喫茶はたご」にてVRC華道部の部長であるたけやさんを講師に迎え、サブスクライバー向けの華道教室を開催しました。

喫茶「はたご」初めてのサブスクライバー限定のイベントで、VR SNSの新しいユースケースを作るための実証実験の一つでもありましたが、おかげさまで大成功となりました!

イベントの様子

講義では、VRC華道部のこれまでの活動を生かして、VRならではの要素を多く取り込んだものとなっていました。
いけばなの作品紹介では、実際にいけたお花を3Dスキャンで取り込んで展示し、さらにVR上のペン(QVペン)も使いながら制作時の意図や見方を解説してもらいました。

華道の基本的な考え方の解説
フォトグラメトリモデルとVR上のペンを組み合わせた解説
(線はこの作品が想定している見られる範囲)

教室の最後には、簡易的なものではありますが、お花の3Dモデルを使ってVR空間上でいけばなを体験しました。ペンで「下書き」してみてからお花を合わせてみたり何回も試行錯誤ができるのもVRだからこそ。

どういう風にいけたいかを先にペンで書けるのもVRならではの光景

ただ、まだまだVR上でのお花の再現には技術的な課題が多くあり、機会があれば現実のお花でも華道にも触れてほしいというお話もありました。リアルとVRがそれぞれの良さを発揮して価値を高めあえるのはいいですね。

参加者の反応

イベントには多くのサブスクライバーが集まっていただき、「華道の奥深さの一端を覗き込めたのが良かった」、「フォトグラメトリとVRペンを使った解説は非常にわかりやすかった」、「初めての方が聞いても楽しい構成の講座になっていた」とご好評をいただくことができました。

喫茶はたごは、VRChatだけではなくリアルワールドのコミュニティとのハブとなることを目指しているので、これが華道への興味を持つきっかけとなってくれると嬉しいです。


今後の展望

喫茶はたごでは、今回のイベントの成功を受け、今後も様々な分野でサブスクライバー向けのイベントを企画していければと思っています。
また、メタバースを通じて日本の伝統文化や芸術をより多くの人々に届けていく活動にも手ごたえを感じているので、今後もVRC華道部とも協力しながら活動を続けていけたらと考えています。

また、今回はイベント開催でしたが、サブスクライバー向けの特典として、「マイカップ」(専用のコーヒーカップ)の提供やBooth商品の紹介コーナーなどの設置を検討中です。(サブスクライバー限定アイテムのサンプルも店頭に置いているので、気になる方は遊びにきてみてください)

もちろん、通常の営業も引き続き行っていきます。毎週月・金19時から営業しておりますので、ぜひお越しください。


以上、VRChat内カフェ「喫茶はたご」での華道教室イベントの報告でした。次回のイベントでまたお会いできることを楽しみにしています。


喫茶「はたご」とは

「喫茶はたご」は、VRChat内で新たな経済活動とコミュニケーションの場を提供するカフェです。
リアルとVRのコミュニティハブとして、VRChatの初心者からベテランまで様々な人々にとって憩いの場となることを目指しています。また、VRChatのクリエイターエコノミーにいち早く参加し、有料イベントや限定エリアを提供することでVRの中に経済圏と生活の場をつくることを目指しています。

詳細な情報はこちら: VRChat内で「アルバイト」ができるお店、喫茶「はたご」を開店します!

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