【Pick Up記事】バランスボールで健康増進
ある日、スタッフが出勤している途中、こんな記事に目が留まりました。
既にこのnoteでも何度も触れているように、デジタル就労支援センターKAMAKURAは鎌倉市の委託事業です。健康福祉部 障害福祉課 障害者雇用対策担当の方々との定例会では、小町通りにあるデジKAMAオフィスに来ていただいています。スタッフは市役所に出向くことがないもので、中でこんなに面白い取り組みをしていたなんて知らなかった…!
バランスボールは座りながら運動にもなるという触れ込みで人気が出ました。一家に1つとまではいかなくとも、「うちにもあるよ」という人は読者のみなさんの中にもいらっしゃるのでは。
職場となると、記事の写真のように、あちこちにボールがあるということですね。どんな効果があるのでしょうか。だんだん気になってきました。
今回のPick Up記事
ワーカーに依頼し、前述の記事ともう1つの記事を合わせて要約してもらいました。
課題
従来のオフィスチェアでは仕事に集中できなかったり、腰痛に悩まされたりするのが課題でした。
課題に対する実践
バランスボールは座るだけで体幹を鍛えたり運動不足を解消したりするのに役に立つイメージから、鎌倉市役所では6月から試しに導入することになりました。
正しい姿勢で座ることが大切です。背筋を伸ばして浅く座り、快適な位置を探りながら後ろにずらします。足は肩幅で開き、ひざを90度に曲げて正しい姿勢を保ちます。
実践の結果
試験的実施は職員から好評だったほか、市民からも理解が示されたため、9月から本格的に導入することになりました。デスクワークで運動不足を感じている人や、腰の痛みが心配な人に効果が期待されるとのことです。
将来の展望
鎌倉市の行政マネジメント課によると、バランスボールを使った執務は全国の自治体でも珍しいそうです。健康増進と生産性の向上につながる好事例として発信されました。
デジKAMAでは
導入のねらい
この記事をきっかけに、固定用リングと一緒にバランスボールを1つ置くようになりました。
スタッフとワーカーの兼用で、1回につき30分までとしています。置き場のキッチンまで歩いて取りに行ったり戻したりすることになるのも適度な気分転換になります。本来は用がなくても歩き回っていいのですが、ワーカーはみんな真面目でお手洗い休憩くらいでしか離席しないんですよね。
ワーカーへの周知
導入したての頃、「何か増えた」と遠慮がちに見ていたワーカーも、事業所内ポータルサイトのお知らせ欄で発信したり、置き場に使い方の掲示をしたり、しまいにはよく見える場所でスタッフが座って体を張ったアピールをしたりすることによって、堂々と使ってくれるようになりました。
大きなボールを持って歩いている姿はそれだけでユーモラスで、会話と笑顔が生まれています。
実際に30分ほど使ってみたワーカーの声
スタッフの誘いに乗ってくれたワーカーが、嬉しいことに感想のレビューをSlackで送ってくれました。許可を得て転載します。
良い点
柔らかくお尻への負担が少なく疲れにくい
しっかり座らないといけないので姿勢が保ちやすい
慣れれば普通のイスと大差なく作業が出来た
悪い点
細かい場所移動がしにくい
若干不安定なので作業への集中力が少し落ちる(慣れの問題?)
背もたれが無いので、ゆったりとは出来ない
同時に使いたい人が出てきたら、ボールを増やすかもしれません。それこそ、あちらこちらにバランスボールに座る人たちが見られるのでしょうか。
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