Twitter JapanがX JAPANは草

イーロン・マスクのX社によって買収されたTwitterがサービス名そのものをXに置き換えるということが発表され世界に波紋を広げているようですが、筆者はSNSに無関心であるのでそのこと自体による影響は皆無なのですが、その日本支社であるTwitter Japanの社名がX JAPANになるかもしれないというネットニュースをみて無関心でい続けることはできなくなりました。

なぜなら筆者はX JAPANの動向を再結成で話題になった2007年ごろから追っていたからであり、また今年になってから関連するレコード会社なども活動を活発化させているということで、今年はX JAPANの年なのかもしれないな、と考えるにいたったからです。

とはいえここではマスクがXにこだわる理由について軽く探ってみることにしましょう。

マスクにとって思い入れのあるX.com

一般的には電気自動車メーカーであるテスラのCEOとして、またスペースXのCEOとしても知られるイーロン・マスクですが、実はそれ以前にX.comという最初期のオンライン銀行の創設者としても一部に知られており、これは後にPayPalとして世界的に有名になるわけですが、ここ日本においてはユーザー数が少ないことからあまり知名度は高くないかもしれません。

しかし、このX.comという会社に対してはマスク自身並々ならぬ思い入れがあるようであり、スペースXのXもこのX.comのXと関連付けられているそうです。

ちなみに、X.comというドメイン自体はPayPalが所有していたものの、2017年にマスク自身によって買い戻されたとのことであり、また数日前にはそのドメインがTwitterにリダイレクトされるようになったとのことであり、Xへのサービス名変更も含めて、よほどマスクがこだわっている部分なのであろうことが推察されるわけです。

似たような話としてはAmazon.comの創業者ジェフ・ベゾスが挙げられ、彼もまたAmazon創業当初relentless.comというドメインを使用しようとしていたものの、それは現在Amazon.comにリダイレクトされるドメインとなっているようです。

イーロン・マスクにとってのrelentless.com、それがX.comなのでしょう。

日本とTwitterの奇縁

よくいわれるように日本人はなぜかTwitterが大好きです。

たとえば最初期の事例としては旧・民主党の蓮舫が挙げられ、まだ鳩山政権真っ盛りであった平和ボケ期にTwitterで『イナズマイレブン2』に関するつぶやきをして蓮4の異名をとったことは記憶に新しいといえるでしょう。

ちなみに、当時のネット記事にはTwitterがインターネットコミュニケーションサービスとして説明されているので、SNSで説明されるようになった今とは隔世の感があるといっていいでしょう。

また最近では日本では人気の高かったドナルド・トランプがTwitterを駆使していたことでも知られ、おそらく日本におけるTwitter人気はこうしたことも背景にあるのではないかと考えられます。

そしてそれを買収したイーロン・マスクと前澤友作社長の交友関係も印象的ではあるでしょう。

そのマスクがつけた社名がXであり、その日本支社の名前がX JAPANになるかもしれないということもまた、奇縁であるといって間違いはないのでしょう。

YOSHIKI自身はどのように反応しているか

この騒動について当のYOSHIKI自身はどのように反応しているのかというと、Twitterにおいて「XJAPAN商標登録してあると思うけどなー🤔」とつぶやいていたようであり、戸惑いを隠せなかったようです。

また盟友のGACKTも同じTwitter上で(というかみんなTwitter好きすぎだろ)「例え、YOSHIKIが許したとしても、ボクが許さん。」とつぶやいていたようであり、界隈は一種のお祭り騒ぎになっているようです。

まあヴィジュアル系のファン心理としては、ヴィジュアル系が世界的に注目されつつあるとはいっても世間的には無関心を貫かれているわけで、そのような閉塞的ともいえるような状況においてこのように主流のメディアにおいても取り上げられる事態というのは内心嬉しくないといえば嘘にはなるわけで、みんな飛びつきたくなるのも無理はないといえるでしょう。

ただ、実際にこうしたささいな出来事をきっかけに物事が大きく動いていく可能性もないとは言い切れないので、注目しておいて損はないといえるでしょう。

とりあえず、YOSHIKIの舎弟たちはこれから世界デビューだなんだと控えているのだろうから、X JAPANを活用して損はないと思いますよ。

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