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職員の右腕になる!?役場職員にChatGPTを紹介してみました

こんにちは。
地域活性化起業人の角南(すなみ)です。

普段、役場職員の方からさまざまな業務を相談されますが、1番か2番目に多いのが、「このEXCELを効率化して」です。

EXCEL以外で実現した方が効率が良さそうな場合もあり、kintoneなど業務改善サービスに置き換えたり、ルール自体を見直しましょうと提案します・・・が、
納期が今週だったり、慎重に扱わないといけないデータだったり、1年に1回しか使用しないEXCELシートだったりと、EXCELの関数やVBAなどで効率化した方が都合が良い場合も多々あります。

ただ、ここ最近は簡単なEXCEL関数であれば、職員の方にchatGPTを紹介して解決までの手順(プロンプト)などを合わせてお伝えしています。

例えば、
名前と金額の列があるシートが3つあります。
この3つのシートから、同じ名前の人の金額を合計して、別のシートに合計金額を表示してほしい。
といった依頼があるとします。

今までですと、

  1. 実現したい事のヒアリング

  2. EXCELを受け取る

  3. EXCELのカスタマイズ

  4. 職員に確認してもらう

  5. 3、4を繰り返し

  6. 完成

といった、フローでEXCELを改修して解決してきました。
2、3、4と職員と私でEXCELの受け渡し(USBでファイルを受け渡す)や3で私が関数を調べたり、確認するといった作業の為、この要件でも1〜2時間かかっていました。

chatGPTで解決策を提示に変更すると・・・

  1. 実現したい事のヒアリング

  2. chatGPTに聞いてみる

  3. 解決策の確認

  4. 2、3を繰り返し

  5. 完成

実際に聞いてみました

今回の相談だと、要件を聞いてプロンプトを一緒に考えるといった作業で 15分ほどで解決できました。

フローが減る、ファイルの受け渡しがなくなるなどの恩恵もありますが、何より職員がchatGPTに要件を伝えるとそのまま解決策を提示してくれて、自分で解決としたいう成功体験を生まれる事がメリットだと思っています。

解決した職員から「chatGPTに今度から聞いてみます。使います!」という宣言もいただきました。自発的に業務を改善していってほしいですね。

そのうちchatGPTが職員の業務の右腕になり、私の存在はなくなりそう・・・少し悲しい気持ちもありますが、chatGPTには神山町役場全体の効率化に貢献する存在になってほしいと思う出来事でした。


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