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「ディグディガ」元ネタ紹介:第15話

これは、漫画「ディグインザディガー」第15話公開に際して、原作の栄免建設と漫画の駒澤零(と、たまにゲスト)が淡々と元ネタ紹介をしていくコーナーです。

ゲスト:ネムレス

原作担当:栄免建設

◆S.A.MUSIC

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大阪難波駅から高速歩行で10分のヘヴィーメタル専門店。

CDやレコードはもちろんだが、バンドTシャツやパッチ、缶バッチなども販売している。Tシャツもジャンルごとに分類されていたのが面白かった。

LINE_ALBUM_大阪回(15話?)_220606

今回のゲストディガーであるネムレスがパッチを買いに行く動画が
公開されているので一部ではあるが店内の様子を見ることができる。

通信販売で購入することも可能。今回選盤したレコードを検索したらちょうどS.A.MUSICの販売サイトにたどり着いたので、メタルの音源を探す方はお世話になることも多いのではないだろうか。

僕はメタルの中でははヴァイキングメタル、フォークメタルを聴くことが多いのだが、その系統の盤も多数置いてあった。

イベント出演前の取材だったので、あまりゆっくりdigれなかったのだけが残念。メタル好きの方が大阪を訪れた際は、ぜひ訪問してもらいたい。

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◆RIOT - Archives Volume 2 : 1982-1983 

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RIOTのレア音源集を集めたArchives シリーズ第二弾。

RIOTはアメリカのヘヴィーメタルバンド。2012年に唯一の創設メンバー、Mark Realeが死去したため活動を休止していたが、現在はRIOT Vとして活動を再開。新作アルバムを発表するなど精力的に活動している。

情緒的なメロディは日本人気がかなり高い。RIOT自身も日本が好きなようで、日本を想起させる楽曲を多く発表している。

ArchivesシリーズはVolume 5までリリースされており、Volume 2 では第二期、Rhett Forresterの時代の音源を収録。Rhett Forresterは残念ながら1994年に亡くなってしまっているので、彼のオーディション時代の音源が収録されているのはファンにとっては垂涎ものだ。

メタルのジャケにはそのバンド特有のキャラクターが描かれていることが多く、RIOTでは頭がアザラシのキャラクター「ジョニー」が描かれることが多い。ちなみに2018年のインタビューで、ジョニーの本名が判明した。

ジョニーはAA化もしている。

              <うるせぇポーザーは真っ二つにすんぞ

             ,,.- ゙````ヽ,.
            ,''   , 、  ヽ
           ;''   ● ● ゙;  
          ,ゝ   彡 !,j ミ ゙;     f7 .,   
         /  ヾ,  `^^´ ,,.゙;、    .l !ノi
        ./ ´ヽ  ゙-、、,,.-''"  ヽ   .l'::::: l
       ./   ;    `; ´  ;  i  .l':::::: j
       ,.i   ん、  ,. 、   ノ  ハ  .l'::::: j'
     _,.f/  .人   ̄    ̄ヲヘ   ヽ .!::::: /
   ,.-'" 7  /:::::::ヽ,.__,..-';ト、ハ   }か,/
  /   /   / ヽ:::::    ;:::;:ァ'   ヽ, .l !"
 .i    i  ./  人:::::::::::;:ァ''"      んニj
 l   ,.' , j--'"  ̄¨ゝ-、_   ,. 7テラ
 |  (三ゞ'           ゙ソ  .l l/

AAは以下のサイトからの引用

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ゲスト:ネムレス

◆RIOT - NARITA

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今回は私が何枚か選んだ中から、栄免さんに表題レコードのRIOT「Archives Volume 2 : 1982-1983」 を選んでもらいました。解説はぜひ栄免さんのを読んでみてください!

私がRIOTで何か話すなら、やはり「NARITA」一択!ジャケットがほんとクールジャパンですよね…

RIOTは 1stアルバムから曲のタイトルにトーキョーが入っていたり、「日本のこと好きでいてくれてるんやなー」って感じのアーティストなんですけど、二作目にしてこんなどすこいクールジャパンジャケット出してくれて。当時は絶対みんなびっくりしたと思います。

私も定期的に、無意識NARITAを発動しております!

改めて、今回はありがとうございました!

◆ネムレス

ブレイクコアアイドル。

うてなゆきによるセルフプロデュースプロジェクトとして、デジタルハードコア、ブレイクコア、ファンコットなどを軸に、ナードでギークに畳み掛ける新生”ボスラッシュコア”を提唱。北はスウェーデン、南はうどん県まで精力的にライブ活動を行う。上野野音では原寸大の戦車を出現させ、そのライブはMVとして公開された。

アート方面では、東京mograg galleryで毎年開催される企画展「アイドルと芸術」に4年連続で出展。2021年2月、大阪excubeで初個展を開催。ロゴデザインは「NC帝國」、アパレルではストリートアーティスト「CROD」とコラボするなど、常に新しい刺激を求めて活動している。
 
尊敬する動物はイカ。将来の夢はファミ通に載ること。

公式HP Twitter

最新アルバム
ネムレス「BOSSS RUSH CORE」 価格:3,000円+税
ネムレス通販、全国CDショップにて発売中!

▼bandcamp
https://nemlesss.bandcamp.com/album/bosss-rush-core
ここだけのボーナストラックあり!

▼各種サブスクにて配信中!
https://linkco.re/NcQdyZTm

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漫画担当:駒澤零

グッズの受注生産、たくさんのご購入いただきありがとうございました。ただいま製作中ですので、到着までもう少しお待ちいただけると幸いです!

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本はまだまだ買えます!もし、買い逃した!って方が居ましたらぜひ。

◆Dream Theater - Falling into Infinity

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アメリカのプログレメタルバンド、Dream Theaterによる4thアルバム。

Dream Theaterは、Fates Warningと並ぶアメリカのプログレメタルを代表する存在。わたしがその名前をはじめて聞いたのは早稲田大学シャンソン研究会の存在を知った時でした。「シャン研ってね、抽選という名の入部オーディションあるらしいよ」「そうなんだ」「あのドリムシしかやんないところ?」「友達シャンソンやりたかったのにできないから入部諦めたって」「早稲田大学Dream Theater愛好会に名前変えた方が良くない?」

噂の真偽のほどはさておき、愛好会ができるほどのファンを生み出すバンド、それがDream Theater。ちなみに早稲田の軽音で特定のバンドの愛好会があるのはビートルズだけだった気がします。そう考えるとすごい。

そもそもプログレッシブ・ロックとはメタルと切っても切れないような気がしますが、その草分け的存在にあたるのがドリムシ。

今回の表紙で「メタル」と言われて私が候補に出したのはMr.Bungle、人間椅子、Galactic Cowboys、Derek Sherinianでした。Derek Sherinianは元ドリムシで現在メタルバンド・Planet Xを率いているし、ほかの3つのバンドはどれも80年代で誕生しており、人間椅子以外すべてアメリカです。そう考えるとイギリスで誕生したプログレにメタル要素を加えて発展させたのがアメリカ流なのかもしれませんね……(自分が音楽史に明るくないのが憎い)。

前振りが長すぎましたが、このアルバムはドリムシとしてあまり紹介されないわりに結構いい曲があると思います。冒頭のNew Millenniumとかめっちゃ好き。プログレメタルって何?って人が一瞬で理解できるような典型的な楽曲というか、普通に最高というか、とりあえず以下に収録曲のYouTubeを貼ったので一聴してみてはいかがでしょうか。

今回のプレイリストはこちら。

以上、ディグディガ15話の元ネタ紹介でした。ありがとうございました!


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