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壮大なドイツのビール・レポート。AB InBevは世界最大のビール王。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のフローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告として、マティアス・ブラント(Mathias Brandt)、レネ・ボックシュ(René Bocksch)、ダイフィード・ローシェ(Dyfed Loesche)、シェダ・ニエ(Hedda Nier)の報告を交えて2022年08月04日に、クラフトビールの人気が高まり、それに伴って小規模な醸造所の重要性が増しているにもかかわらず、ビール市場のほぼ3分の2は6つの醸造コングロマリットによって支配されていると報告した。

https://time-az.com/main/detail/77435

BarthHaas 2021のホップ専門家によると、ベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(belgische Konzern Anheuser-Busch InBev)は、ベックス(Beck's)、コロナ(Corona)、バドワイザー(Budweiser)、レフ(Leffe)などのブランドを擁し、5億8200万ヘクトリットルのビールを醸造し、昨年の世界のビール生産の約3分の1を占めたという。

グラフで表示の通り、ヨーロッパの3社で世界市場の5割を占めている。
アンハイザー・ブッシュ・インベブのほか、特にメインブランドで知られるハイネケン・グループ(Heineken-Gruppe)やスペイン、イタリア、オーストリアのビール会社、ドイツで特に人気の高いホルステン(Holsten)やアストラのブランドを持つカールスバーグ(Carlsberg)などが含まれる。また、6大酒造コングロマリットには、2つの世界的大企業が名を連ねている。

アメリカはアメリカとカナダの合弁会社モルソン・クアーズ(Molson Coors)、中国は中国資源雪花酒造(China Resources Snow Breweries)と青島(Tsingtao)で2名の代表を現地に送り込んでいる。
ドイツでは、2021年に1,512の醸造所で約8,500万ヘクトリットルのビールが醸造された。1995年以降、4年間を除いて、ビールの販売量は常に減少している。これは、競争の激化と、ドイツおよびヨーロッパ全般におけるビールの消費量の減少が一因となっている。しかし、産業用醸造業界の売上高は、2010年以降、年間€77億から€79億の間で比較的一定しており、2018年と2019年に上昇し、過去2回のパンデミックイヤーに下降する異常値を示している。

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