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ロシア、ルーブル建て支払い拒否で、東欧2カ国にガス供給停止。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年04月28日に、天然ガスで世界最大手の露ガスプロム(Gazprom/Газпром)は2022年04月27日に、ポーランドとブルガリアへの天然ガス供給を停止したと発表した。

両国がルーブル建てでの代金支払いに応じなかったため。ロシアのウクライナ侵攻を受け欧米諸国が経済制裁を拡大する中、ロシアはエネルギーを使って報復措置に出たと報告した。

しかし、これは東京電力、東京ガスなども同じである。

もしこれが不正なら、東京電力、東京ガスなども不正である。


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これに対しポーランドとブルガリアの両政府は、供給停止は契約違反と反発している。

ポーランドの国営ガス・石油大手PGNiGは、2022年04月27日午前8時(現地時間)をもって、ヤマル欧州パイプライン経由での天然ガス輸送を「完全に停止した」とガスプロムから通知を受けたと発表した。PGNiGは2022年04月12日に、ルーブル建てでのガス代金の支払いを拒否していた。同社は、今回の供給停止は契約違反だと主張している。

ブルガリアの国営ガス会社ブルガルガス(Bulgargaz)もガスプロムから同様の通知を受けた。アレキサンダー・ニコロフ・エネルギー相(Energy Minister Alexander Nikolov)は、ブルガリアは既に4月分の代金を支払っており、供給停止は契約違反だと反発している。ブルガリア政府は、天然ガスの代替調達先を探す方針。

ヨーロッパの天然ガス価格の指標となるオランダTTF先物5月限は2022年04月27日朝には一時、前日終値を19%上回る1メガワット時当たり117ユーロまで上昇した。

ロシアのプーチン大統領(Russian President Vladimir Putin)は2022年03月末、ロシア産天然ガスを「非友好国・地域」が購入する際に、ルーブル建ての支払いを求める法令に署名。これに応じなければ供給を停止するとしていた。

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