肥大化し過ぎてしまったGoogleの国有化?

画像1

Googleへの非難は、拡大化する一方で、特にコンテンツ泥棒の犯罪拡大は、20年以上前からヨーロッパで始まった。

もう逃げ場のなくなり始めたGoogleに対し、在米14年&起業家兼大学教授・大澤裕の『なぜか日本で報道されない海外の怖い報道』ポイント解説で、「Googleの国有化に現実味。検索ログは国益、「自由か支配か」米国で議論白熱」を公開した。

https://time-az.com/main/detail/74828

ネット検索のシェア90%超を誇るGoogleだが、その実態はほとんどがコンテンツの無断借用で成り立ち、そのあまりの巨大さが、一私企業としての存続を危うくしている。

画像2

たとえ1行でも、他人が書いたものを研究者が足注なしで借用できないのは常識である。

Googleの検索ログには、明らかに足注なしでの借用である。

また、その頼りどころは、詐欺のような恐ろしい利用承諾であり、拒否してもお構いなしで永久利用されている。

Googleの社員への高給は、その背景で成り立っている。

しかし、このギクシャクは、わたしが2008年に、マルチメディア・インターネット事典に限界を感じてを終わらせたより前から、米欧間で20年以上の歴史がり、すでに限界点に達している。

わたしの理論では、無断使用のコンテンツに対する支払いは、多分Googleの売上高に匹敵し、相殺され、収入「0」になるはずであった。

それをGoogleの社員への高給が起こっているということは、どこかに新たな犯罪が隠されているということである。

画像3

大澤裕が紹介したニューヨークタイムズに掲載された「グーグルを公益企業に」という記事を機械翻訳のDeepLで英文「An article in the New York Times entitled "Making Google a Public Interest Company"」にし、Googleで検索してみたら、「An article in the New York Times entitled Making Google a Public Interest Company」で、2021年07月07日のThe New Yorkの記事「Opinion | Let's Make Google a Public Good - The New York」がヒットした。

大澤裕によえば、「主張内容に納得がいく理由を明示し、その上で、Googleは将来的に国有化されてもおかしくないとの意見を記しています。」とある。

意見記事は、オハイオ州の司法長官デイブ・ヨストからだという。
再度。DeepLで英文「Ohio Attorney General Dave Yost」にし、Googleで検索してみたら、2021年07月07日の記事「Opinion | Let's Make Google a Public Good - The New York 」のほかに、
2021年06月08日のThe New Yorkの記事「Ohio’s attorney general wants Google to be declared a public utility.」がヒットした。

さらにFacebookで、2021年07月07日のThe New Yorkの記事「Opinion | Let's Make Google a Public Good - The New York 」について、書き込みが始まっていた。

MITテクノロジーレビュー(MIT Technology Review)は2018年06月27日に、「Let's make private data into a public good | MIT Technology」という記事まで見つかった。

さらに、2018年02月20日に、「The Case Against Google - The New York Times」
2017年04月22日の「Opinion | Is It Time to Break Up Google? - The New York Times」
2016年02月28日の「New York Times: What Google Learned From Its Quest to Build the Perfect Team」という記事もヒットした。

ただし、これはあくまでも米国国内を対象にしているので、問題にしているわたしや、ヨーロッパな無関係である。

つまり、Googleは、米国に限定されないと、存続不可能なようである。

ところが、外部からのトラフィックをほとんど米国サイトで処理しているので、米国だけでは済まされなくなっている。
これでは、Googleが消えない限り、解決不可能ということにもなりかねない。

わたしは将来、このような不幸な結果も予測していたが、いよいよ現実化してきた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?