見出し画像

カンボジアの国家カシューナッツ政策が閣僚会議へ近づく。

10年以上前に、カンボジアの休耕地や街路樹を全てナッツにしようと言ったことがある。

それを仏教の寺の運営にし、お布施がわりに世界中で販売し、貧しい人を支援しようと提案した。

実は昔からオスメス、陰陽で一対になっているナッツと仏教は深い絆で結ばれているミャンマーには、ナッツ寺もある。

カンボジアの新聞「プノンペン・ポスト(The Phnom Penh Post)」は2022年01月23日に、カンボジアの商務省(Ministry of Commerce)では、政府の承認に向けて、カシューナッツに関する国家政策案の内容を一部修正している。業界関係者は、これによりカンボジアのカシューナッツ製品がより評判が良くなり、輸出しやすくなると楽観視している。

https://time-az.com/main/detail/76092

2022年01月20日に開催された政策草案の検討・協議会では、商務省の国務長官とCCNPJWG(Cambodian Cashew Nut Policy Joint Working Group/カンボジア・カシューナッツ政策共同作業グループ)副議長リーチ・ラー(Reach Ra)が、関連省庁、CCNPJWG、その他の技術作業部会のさまざまな会議での文書の進捗状況について触れた。

CCNPJWGはまた、他の政府機関、開発パートナー、そして協会、輸出業者、生産者を含む民間セクターからの意見を取り入れ、政策草案に残されたギャップを埋めていったという。

また、カンボジアにおけるカシューナッツの生産と輸出の可能性を認識し、適切な国家政策があれば、この商品の主要生産者・輸出者になるというカンボジアの野望の達成に大きく貢献すると述べた。

「私は、カシューナッツに関する国家政策の準備のための事務局に対し、近い将来、閣僚会議で議論される更なる手続きの準備をするよう要請します」と、リーチ・ラーは述べた。

国家政策案の目的は、カンボジアをカシューナッツの主要な生産者・供給者にし、地元、地域、世界市場に貢献することだという。

コンポントム(Kampong Thom)を拠点とするカシューナッツ加工企業Chey Samborのオーナーである(In Lai Huot)は、2022年01月23日に「プノンペン・ポスト」に対し、カシューナッツの栽培面積と生産量は毎年増加傾向にあり、その理由は栽培の容易さ、大きな市場、手頃な価格であると述べた。

キャッサバ(cassava)と同様のカシューナッツに関する国策があれば、より多くの投資家や人々がカシューナッツの栽培や輸出用の種子加工に興味を持つようになるだろうと、彼女は語っている。

「カシューナッツが国の政策に組み込まれれば、生産者や加工業者にとって多くの利益がもたらされると思います。

現在、カシューナッツの価格は1キログラムあたり6,000〜7,000リエル(US$1.47〜1.72)で、これは昨年とほぼ同じだと彼女は付け加えています。

日本企業のTPJ(Top Planning Japan Co Ltd/トッププランニング・ジャパン株式会社)と協力し、チェイサンボー(Chey Sambor )は2021年半ばにカシューナッツの最初のバッチを日本に輸出した。この事業では、これまでに合計34トンを出荷しており、すべて日本向けであった。

農林水産省の速報データによると、カンボジアは2021年、US$16億4877万相当の93万7926トンのカシューナッツを輸出し、2020年の0.21898万トン、US$4億8148万に比べて数量では328.34%、金額では233.32%増加した。

カンボジア産カシューナッツの主な市場は、ベトナム、中国本土、タイ、インド、日本、韓国などだという。

10年以上前に、カンボジアで話していたことが現実化し始めている。
実は、東南アジアからオーストラリア北部にかけて、カッツ生産に適した気候である。

最悪だったのは、加工技術であった。

全く同じ条件は、アフリカのケニア、タンザニアにもあった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?