カリフォルニアの男性、COVID-19とmonkeypoxに同時感染。

米国の新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2022年07月22日に、COVID-19とサル痘(monkeypox)に同時に感染したカリフォルニアの男性は、この双子のウイルスによって、まるでひどいインフルエンザにかかったような気分になったと語っている。

カリフォルニアのある男性がCOVID-19とサル痘に同時に感染し、二重の不幸が彼を数週間平伏させた。

セバストポルのミッチョ・トンプソン(Mitcho Thompson, of Sebastopol)はNBCベイエリアに対し、6月下旬にコロナウイルスの陽性反応が出たことを明らかにした。

彼は、ウイルスによって衰弱したと感じたが、その後、背中、脚、腕、首全体に小さな赤い病変があることに気づき始めた。

「医師は、私がサル痘を持っていること、そしてその両方を持っていることを確信していた。」と、トンプソンは同局の独占取材に答えている。「というのも、それが疑問だったからだ。同時に罹患する可能性はあるのか？と聞いたら、『はい、はい、はい』って言われたんだ。

https://time-az.com/main/detail/77350

トンプソンは、この双子のウイルスによって、まるで重症のインフルエンザにかかったかのような感覚に陥ったという。発熱、呼吸困難、悪寒、体の痛み、皮膚病があった。

「本当に具合が悪かった」とトンプソンさんは振り返る。「一番ひどかったのは、ベッドから出るのがやっとで、水を飲むのもやっとだったことです。

スタンフォード大学の感染症専門家(An infectious disease specialist at Stanford University)は、人が両方のウイルスに同時に感染することが可能であることを確認した。

ディーン・ウィンスロー博士(Dr. Dean Winslow)は同局に、「確かにそういうことはありえないことではない」と語った。「信じられないほど運が悪かったとしか言いようがない。両者は全く異なるウイルスなのです。」

2ヶ月前に始まった国際的な大流行の一部として、全国で2,400件以上のサル痘の症例が報告されている。
このウイルスは主に皮膚と皮膚の接触によって広がるが、感染者が使用したリネンを介して感染することもある。

ニューヨーク市では、木曜日の時点で約778人が感染していると市当局が発表している。

NYCヘルス社のウェブサイトには、「NYCでの感染者は増加しており、診断されていないケースも多数あると思われます。「誰でも猿痘に感染し、広めることができます。現在の症例は、主にゲイ、バイセクシャル、その他男性とセックスをする男性のソーシャルネットワークの間で広がっています。」

この病気は、多くの男性にとって比較的軽症で、米国では死亡事故には至っていません。

米国のCDC(Centers for Disease Control and Prevention/疾病対策センター)のロシェル・ワレンスキー所長(Dr. Rochelle Walensky, director)は、AP通信に対し、ワクチンの供給が間もなく増加するため、サル痘を封じ込める「チャンスはまだある」と語った。

5月に米国で発生が確認されたときにはおよそ2,000人分が用意されていたが、ワレンスキー所長によると、政府は今週191,000人分以上を配布し、16万人分が出荷可能で、早ければ来週には78万人分が入手できるようになるという。

一方、トンプソンは、NBCベイエリアに対し、"サルCOVID "の二重感染の後、ようやく良くなったと語っている。

今やスーパースターのゲイである。