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科学者たちはヒマラヤで気候変動の影響を遅らせている可能性のある驚くべき現象を発見。

CNNのアリソン・チンチャー(Allison Chinchar)は2023年12月12日に、ピラミッド国際研究所/天文台気候観測所は、30年近くにわたって毎時気象データを記録してきた。 これらのデータは、ISTA(Institute of Science and Technology Austria/オーストリア科学技術研究所)の研究者によって使用された。

ヒマラヤ山脈の氷河は急速に溶けているが、新たな報告書では、世界で最も高い山脈で起きている驚くべき現象が、世界的な気候危機の影響を遅らせるのに役立っている可能性があることを示した。

2023年12月04日に学術誌ネイチャー・ジオサイエンス(journal Nature Geoscience)に掲載された研究結果によると、気温上昇が特定の高地の氷塊に到達すると、斜面に強い冷たい風が吹き下ろすという驚くべき反応が引き起こされるという。

気候温暖化により、ヒマラヤ氷河上の周囲の空気と、氷塊の表面に直接接触する冷たい空気との間に大きな温度差が生じると、オーストリア科学技術研究所の氷河学教授であり、この研究の筆頭著者であるフランチェスカ・ペリッチョッティ(Francesca Pellicciotti, professor of glaciology at the Institute of Science and Technology Austria and lead author of the study)は説明した。

「これにより、氷河表面での乱流熱交換が増加し、表面気団の冷却が強化される」と彼女はニュースリリースで述べた。

冷たく乾燥した地表の空気は冷たくなり、密度が濃くなるにつれて沈み。 気団は斜面を通って谷に流れ込み、氷河の下部や近隣の生態系に冷却効果を引き起こす。

山脈からの氷と雪が12の川に流れ込み、16か国の約20億人に淡水を供給しているため、この地域が今後の気温上昇の可能性に直面する中、ヒマラヤ氷河がこの自己保存的な冷却効果を維持できるかどうかを見極めることが重要であると報告している。

完全に訳すのは、以前LinkedInで、著作権侵害だと言われ、追い出されたのでやめますが、面白い発見です。

https://edition.cnn.com/2023/12/12/world/himalayan-glaciers-cooling-air-climate-scn/index.html

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