見出し画像

忘れた頃にやって来た「COVID-19」の「ピンクアイ」に対応できるのか?

米国の噂のチャンネル新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2023年04月30日に、LACDPH(Los Angeles Department of Public Health/ロサンゼルス公衆衛生局)の職員は、木曜日に新たに3人の感染者を確認した後、新しいCOVID-19亜種が「ピンクアイ(pink eye)」を引き起こすかもしれないと述べた。

LACDPHが記録した観察データによると、急速に拡大している「Arcturus」として知られているOmicron株のXBB.1.16に感染した人は、結膜炎の症状を示している。

LACDPHの発表によると、「南カリフォルニアではすでにアレルギーの季節が始まっているが、XBB.1.16が本当に結膜炎の発生率の上昇と関連しているかどうかを確実に知るには時期尚早である。」とのことである。

「特に、より重症化しやすい人が感染している可能性があるのであれば」「住民の皆さんは、目のかゆみ、涙、赤みがCOVID-19感染の兆候である可能性があり、これらの症状を単に花粉や季節性アレルギーの結果として片付けてはいけないことを認識すべきです。」と声明は続毛ている。

LACDPHは、この新型は600種類以上あるオミクロンバリアントのバージョンであるため、現在のワクチンは 「防御力を維持し、重症化を防ぐことができる可能性が高い。」と述べている。

「私たちは、おそらく新しい、異なる症状を持つ新しい株を見ているという事実は、COVIDが進化し続けていることを教えてくれ、私たちの保護についての考え方は、私たちが知っていることを反映すべきである。」と報告書は付け加えた。

2023年01月にインドで発見された「Arcturus」、2023年02月末にイギリスで多く発見された「Kraken」よりも感染力が1.2倍高いことが判明し、現在、 WHO(World Health Organization/世界保健機関)により「要注意ウイルス」として監視されている。

これを受けて、インド保健省は、病院がCOVID患者の流入に適切に対応できるかどうかを確認するため、偽の訓練を実施するとともに、公共の場でのマスクの義務付けを再導入しているそうである。

「数カ月前から流通している。WHOのCOVID-19技術責任者であるマリア・ヴァン・ケルクホフ博士(Dr. Maria Van Kerkhove)は、記者会見で「個人でも集団でも重症度の変化は見られませんが、そのために私たちはこうしたシステムを備えています。」「ウイルスの変種を追跡するシステム、感染性、免疫逃避、重症度、診断薬、治療薬、ワクチンなど、私たちのあらゆる介入の影響を評価するための世界的な協力体制です。」と述べた。

WHOはまた、「Arcturus」が近い将来、米国で支配的な株となる恐れを表明している。

イギリスで大感染の後、アメリカで大感染は、これまでのパターンである。

「推定される成長優位性と免疫逃避特性により、XBB.1.16は世界的に広がり、症例発生率の増加に寄与する可能性がある。」「しかし、現在のところ、重症度の上昇を示す初期のシグナルはない。」とWHOは新しい報告書で発表している。

つまり、徐々にAnti-Vaxxerも減って来ている。

ニューヨーク工科大学のラジェンドラム・ラジナラヤナン, MSc, Ph.D.(Rajendram Rajnarayanan, MSc, Ph.D., of the New York Institute of Technology)が設置したトラッカーによると、カリフォルニア、ワシントン、ニュージャージー、ニューヨーク、バージニア、テキサスなどいくつかの州で新型株がすでに出回り始めている。
CDCは、「Arcturus」が今週の新規感染者数の9.6%増の原因であると推定している。
これは、先週の6%近く、前週の3%程度から増加したことになる。

科学者たちはその後、この変種の変異が続くことで、免疫システムが戦いにくくなる可能性を示唆していると報告した。

https://nypost.com/2023/04/30/new-covid-variant-arcturus-may-cause-pink-eye-officials/
https://nypost.com/2023/04/24/new-covid-variant-arcturus-responsible-for-1-in-10-new-cases/
http://ph.lacounty.gov/phcommon/public/media/mediapubhpdetail.cfm?prid=4372
https://nypost.com/2023/04/12/new-covid-variant-may-be-1-2-times-more-infectious-than-kraken/
https://www.india.com/news/india/several-states-bring-back-mask-mandate-india-covid-cases-spike-10-points-5987555/
https://www.who.int/multi-media/details/who-press-conference-on-covid-19-and-other-global-health-issues-29-march-2023
https://www.who.int/publications/m/item/weekly-epidemiological-update-on-covid-19---20-april-2023
https://public.tableau.com/app/profile/raj.rajnarayanan/viz/TrackingXBB_1_16LineageOverTime/XBB_1_16
https://covid.cdc.gov/covid-data-tracker/#variant-proportions

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?