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カラスは人間の幼児と同じように多くのことを数えることが研究で判明!?

CNNのスコッティ・アンドリュー(Scottie Andrew)は2024年05月24日に、結局のところ、「鳥の頭がおかしい」というのはそれほど侮辱ではないのかもしれない。都市部にどこにでもいる鳥であるカラスは、鳴き声で最大4まで数えることができることが、最新の研究で判明した。

ドイツのテュービンゲン大学動物生理学研究室(University of Tübingen’s animal physiology lab in Germany)の研究者チームが主導した新しい研究によると、好奇心旺盛なこの生き物は数を数えるだけでなく、数字を示されると鳴き声の数を一致させることができるという。

鳥が数字を認識して反応する方法は、私たち人間が幼児のときに数を数えることを学ぶプロセスと、私たちが見ている物の数をすぐに認識するプロセスに似ている。2024年年05月23日木曜日にサイエンス誌(journal Science)に掲載されたこの研究結果は、カラスの知能についての私たちの理解をさらに深めるものとなった。

動物認知の専門家ヘザー・ウィリアムズ(animal cognition expert Heather Williams)は、「数値的思考、抽象化、ツールの製造、事前の計画などのスキルは人間が独占しているわけではない」と電子メールで述べた。「カラスが『賢い』ことに驚く人はいないでしょう。」マサチューセッツ州ウィリアムズ大学の生物学教授ウィリアムズ(Williams, a professor of biology at Williams College in Massachusetts)はこの研究には関与していない。

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