Facebook、EUで仮想空間開発のため、1万人雇用へ。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年10月19日に、米国のソーシャルメディア大手Facebook(フェイスブック)は2021年10月17日にEU(European Union/欧州連合)域内で、「メタバース(Metaverse)」と呼ばれるインターネット上の仮想空間の開発に向けた動きの一環で、今後5年で新たに1万人を雇用すると発表した。

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「メタバース」とは、利用者がアバター(Avatars/分身)を使ってゲームや仕事、交流ができる仮想空間で、しばしばVR(Virtual Reality仮想現実)ヘッドセットが使われる。Facebookの最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)はこの概念の熱心な提唱者として知られ、「メタバース」は新たなテクノロジー投資のけん引力になるとの見方を示している。

Facebookは、EUでの大型雇用について「欧州のテクノロジー産業の強さとテクノロジー人材の可能性への自信の表れ」と説明した。

Facebookは2021年09月、「メタバース」開発にUS$5,000万を投資すると発表。うち一部のテクノロジーは、完全な開発に10～15年かかるとみている。