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ドイツでは、暖房用オイルの価格が143%上昇。

ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として、レネ・ボックシュ(René Bocksch)、マティアス・ブラント(Mathias Brandt)の報告と共に、2022年08月22日に、最近、エネルギーと水に関する消費者物価の大半が大きく上昇していると報告した。

https://time-az.com/main/detail/77554



これは、連邦統計局(Statistischen Bundesamts)のデータをもとにしたStatistaのグラフに示されてい 。グラフによると、軽油が最も上昇し、天然ガス、電気、水道がそれに続いている。
最近では、電気料金は再び下がってきているくらいである。しかし、この展開が続くとは思えまない。

ライプチヒEEX取引所での日々の取引における電力価格は、先週、最高値に跳ね上がった。
ドイツの新聞「ハンデルスブラット(Handelsblatt)」の報道によると、現在、1 MWh(メガワット/時)は€563である。1年前は€23弱であったから、2347%以上の上昇に相当する。



エネルギー市場全体の状況が不透明であることに加え、フランス、オーストリア、イタリアでは極端な供給不足が発生している。化石燃料で暖房している人たちは、現在、強い価格変動に悩まされている。ドイツペレット協会(Deutschen Pelletinstituts)とBrennstoffspiegelのデータに基づくStatistaのグラフィックが示すように、木質ペレットの価格も最近上昇している。しかし、暖房用オイル、天然ガス、液体ガス、地域暖房、ヒートポンプの価格ほどではない。ペレット研究所(Pelletinstituts)によると、この価格差の理由は、ペレットはエネルギー税が免除されていること、CO2価格の対象になっていないこと、通常の付加価値税率が7%しかないことなどにあると言われている。




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